5人の部員A, B, C, D, Eの中からくじ引きで2人を選ぶ。 (1) 部員AとBが選ばれる確率を求める。 (2) 5人の中から2人を選び、さらにくじ引きで部長と副部長を決める。このとき部員Bが部長になる確率を求める。
2025/7/11
1. 問題の内容
5人の部員A, B, C, D, Eの中からくじ引きで2人を選ぶ。
(1) 部員AとBが選ばれる確率を求める。
(2) 5人の中から2人を選び、さらにくじ引きで部長と副部長を決める。このとき部員Bが部長になる確率を求める。
2. 解き方の手順
(1) 全ての選び方は、5人から2人を選ぶ組み合わせなので、
通り。
AとBが選ばれるのは1通り。
したがって、AとBが選ばれる確率は 。
(2) 5人の中から2人を選ぶ方法は、通り。
選ばれた2人の中から部長と副部長を決める方法は2通り。
したがって、5人の中から2人を選び、部長と副部長を決める方法は、通り。
部員Bが部長になる場合を考える。
まず、Bが選ばれる必要がある。
Bを含む2人の選び方は、Bともう1人を選ぶ選び方なので、4通り(A, C, D, Eのいずれか)。
選ばれた2人の中でBが部長になる確率は。
したがって、Bが部長になるのは通りの選び方がある。
別解:
選ばれた2人の中から部長と副部長を決める方法は2通り。
部長にBが選ばれる確率は、最初に誰が選ばれていてもである。
また、部長がBと決まった上で、副部長が誰になるかは関係ない。
したがって、Bが部長になる確率は、
。
間違え。
Bが部長になる確率は、。
これは間違い。
5人の中から2人を選び、そのうち1人を部長にする。
Bが部長になるには、まず5人からBを含む2人を選ぶ必要がある。
Bともう1人を選ぶ選び方は4通り。
次に、その2人からBを部長に選ぶ確率は。
したがって、Bが部長になる確率は
また、別の考え方として、5人から部長を選ぶとき、Bが部長になる確率は単純にである。
3. 最終的な答え
(1)
(2)