この問題は、RSA暗号に関するものです。具体的には、以下の5つの課題があります。 1. 2つの素数 $p=7$ と $q=19$ を用いて、公開鍵と秘密鍵を作成する。
2025/7/11
はい、承知いたしました。以下に問題の解答を示します。
1. 問題の内容
この問題は、RSA暗号に関するものです。具体的には、以下の5つの課題があります。
1. 2つの素数 $p=7$ と $q=19$ を用いて、公開鍵と秘密鍵を作成する。
2. 公開鍵 $(e, n) = (3, 34)$ を用いて、平文「7」を暗号化する。
3. 公開鍵 $(e, n) = (7, 55)$ を用いて、平文「18」を暗号化する。
4. 秘密鍵 $(d, n) = (3, 51)$ を用いて、暗号文「やめへわ」を復号する (レジュメの「ひらがな」の表を使用)。
5. 秘密鍵 $(d, n) = (11, 51)$ を用いて、暗号文「かめ」を復号する (レジュメの「ひらがな」の表を使用)。
2. 解き方の手順
各問題について、手順を説明します。
1. 公開鍵と秘密鍵の作成 ($p=7$, $q=19$):
* を計算する。
* を計算する。
* を満たす整数 で、 と互いに素なものを選択する(公開鍵の一部)。
* を満たす整数 を計算する(秘密鍵)。これは、 の を法とするモジュラ逆数です。
* 公開鍵は 、秘密鍵は となります。
ここでは、例として とすると(5と108は互いに素)、
この合同式を満たす は、 となります。
したがって、公開鍵は (5, 133)、秘密鍵は (65, 133) となります。
別のを選択すれば、の値も変わるので、解答は複数考えられます。
2. 暗号化 ($e=3$, $n=34$, 平文 = 7):
暗号文 は、 で計算されます。ここで、 は平文です。
あまり
したがって、暗号文は 3 です。
3. 暗号化 ($e=7$, $n=55$, 平文 = 18):
暗号文 は、 で計算されます。
したがって、暗号文は 37 です。
4. 復号 ($d=3$, $n=51$, 暗号文 = "やめへわ"):
レジュメの「ひらがな」の表が必要です。ここでは表がないので、復号できません。各文字に対応する数値があるとして、 を暗号文の数値とします。平文 は、 で計算されます。各文字に対して平文を計算し、対応するひらがなを求めます。
5. 復号 ($d=11$, $n=51$, 暗号文 = "かめ"):
レジュメの「ひらがな」の表が必要です。ここでは表がないので、復号できません。各文字に対応する数値があるとして、 を暗号文の数値とします。平文 は、 で計算されます。各文字に対して平文を計算し、対応するひらがなを求めます。