2つの直線の交点の座標を求める問題です。まず、それぞれの直線の方程式を求め、その後、連立方程式を解いて交点の座標を求めます。

幾何学直線交点一次関数連立方程式
2025/7/11

1. 問題の内容

2つの直線の交点の座標を求める問題です。まず、それぞれの直線の方程式を求め、その後、連立方程式を解いて交点の座標を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 直線①の式を求める。直線①は点(0, 4)と(6, 0)を通るので、y=ax+by=ax+bに代入します。
4=a×0+b4 = a \times 0 + b
0=a×6+b0 = a \times 6 + b
これにより、b=4b = 4が得られます。次に、0=6a+40 = 6a + 4より、6a=46a = -4なので、a=23a = -\frac{2}{3}となります。
したがって、直線①の式は、y=23x+4y = -\frac{2}{3}x + 4です。
(2) 直線②の式を求める。直線②は点(0, -5)と(3, 0)を通るので、y=cx+dy=cx+dに代入します。
5=c×0+d-5 = c \times 0 + d
0=c×3+d0 = c \times 3 + d
これにより、d=5d = -5が得られます。次に、0=3c50 = 3c - 5より、3c=53c = 5なので、c=53c = \frac{5}{3}となります。
したがって、直線②の式は、y=53x5y = \frac{5}{3}x - 5です。
(3) 2つの直線の方程式を連立方程式として解く。
y=23x+4y = -\frac{2}{3}x + 4
y=53x5y = \frac{5}{3}x - 5
連立方程式を解くために、2つの式をイコールで結びます。
23x+4=53x5-\frac{2}{3}x + 4 = \frac{5}{3}x - 5
両辺に3を掛けて、
2x+12=5x15-2x + 12 = 5x - 15
7x=277x = 27
x=277x = \frac{27}{7}
次に、yyを求めます。
y=23×277+4=187+287=107y = -\frac{2}{3} \times \frac{27}{7} + 4 = -\frac{18}{7} + \frac{28}{7} = \frac{10}{7}

3. 最終的な答え

交点の座標は(277,107)\left(\frac{27}{7}, \frac{10}{7}\right)です。

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