3点(4, -1), (6, 3), (-3, 0) を通る円の方程式を求める。

幾何学円の方程式座標平面
2025/7/11

1. 問題の内容

3点(4, -1), (6, 3), (-3, 0) を通る円の方程式を求める。

2. 解き方の手順

円の方程式を一般形 x2+y2+lx+my+n=0x^2 + y^2 + lx + my + n = 0 とおく。
この円が与えられた3点を通ることから、以下の3つの式が成り立つ。
点(4, -1)を通ることから、
42+(1)2+4lm+n=04^2 + (-1)^2 + 4l - m + n = 0
16+1+4lm+n=016 + 1 + 4l - m + n = 0
4lm+n=174l - m + n = -17 ...(1)
点(6, 3)を通ることから、
62+32+6l+3m+n=06^2 + 3^2 + 6l + 3m + n = 0
36+9+6l+3m+n=036 + 9 + 6l + 3m + n = 0
6l+3m+n=456l + 3m + n = -45 ...(2)
点(-3, 0)を通ることから、
(3)2+023l+0m+n=0(-3)^2 + 0^2 - 3l + 0m + n = 0
9+03l+n=09 + 0 - 3l + n = 0
3l+n=9-3l + n = -9 ...(3)
(2) - (1)より、
(6l+3m+n)(4lm+n)=45(17)(6l + 3m + n) - (4l - m + n) = -45 - (-17)
2l+4m=282l + 4m = -28
l+2m=14l + 2m = -14 ...(4)
(3)より、n=3l9n = 3l - 9 ...(5)
(1)に(5)を代入して、
4lm+(3l9)=174l - m + (3l - 9) = -17
7lm=87l - m = -8 ...(6)
(6)より、m=7l+8m = 7l + 8 ...(7)
(4)に(7)を代入して、
l+2(7l+8)=14l + 2(7l + 8) = -14
l+14l+16=14l + 14l + 16 = -14
15l=3015l = -30
l=2l = -2
(7)に代入して、m=7(2)+8=14+8=6m = 7(-2) + 8 = -14 + 8 = -6
(5)に代入して、n=3(2)9=69=15n = 3(-2) - 9 = -6 - 9 = -15
したがって、求める円の方程式は x2+y22x6y15=0x^2 + y^2 - 2x - 6y - 15 = 0

3. 最終的な答え

x2+y22x6y15=0x^2 + y^2 - 2x - 6y - 15 = 0

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