(1) 関数 $f(x) = x^3 + 3ax^2 + 15x$ について、以下の問いに答える。 (ア) $f(x)$ が極大値と極小値をともに持つような $a$ の値の範囲を求める。 (イ) (ア)で求めた $a$ の範囲において、$f(x)$ の極大値と極小値の和を $a$ を用いて表す。 (ウ) $f(x)$ の極大値と極小値の和が $-18$ のとき、$a$ の値を求める。 (2) 関数 $f(x) = 2x^3 + 9x^2 + 6x - 1$ は、$x=$ で極小値 をとる。
2025/7/11
はい、承知いたしました。画像の問題を解いていきます。
1. 問題の内容
(1) 関数 について、以下の問いに答える。
(ア) が極大値と極小値をともに持つような の値の範囲を求める。
(イ) (ア)で求めた の範囲において、 の極大値と極小値の和を を用いて表す。
(ウ) の極大値と極小値の和が のとき、 の値を求める。
(2) 関数 は、 で極小値 をとる。
2. 解き方の手順
(1)
(ア) が極大値と極小値を持つためには、 が異なる2つの実数解を持つ必要がある。
まず、 を求める。
となる条件は、 より、 が異なる2つの実数解を持つこと。
この2次方程式の判別式を とすると、 である必要がある。
よって、 または
(イ) の2つの解を とすると、解と係数の関係より
極大値と極小値の和は で与えられる。
(ウ) 極大値と極小値の和が より
または
(ア)の条件より、 または を満たす必要がある。
は条件を満たす。
よって、 または
(2)
となるのは、 のとき。
のとき、
のとき、
よって、 で極小値をとる。
極小値は、
3. 最終的な答え
(1) (ア) または
(イ)
(ウ)
(2) で極小値をとる。極小値=-13
最終的な答え:
(1) (ア)
(イ)
(ウ)
(2) で極小値 -13 をとる。