平面上の3つのベクトル $\vec{a}$, $\vec{b}$, $\vec{c}$ があり、 $|\vec{a}| = |\vec{b}| = |\vec{c}| = |\vec{a} + \vec{b}| = 1$ を満たし、$\vec{c}$ は $\vec{a}$ に垂直で、$\vec{b} \cdot \vec{c} > 0$ である。 (1) $\vec{a}$ と $\vec{b}$ の内積 $\vec{a} \cdot \vec{b}$ を求め、また $|2\vec{a} + \vec{b}|$ を求め、 $2\vec{a} + \vec{b}$ と $\vec{b}$ のなす角を求める。 (2) ベクトル $\vec{c}$ を $\vec{a}$ と $\vec{b}$ で表す。
2025/7/11
1. 問題の内容
平面上の3つのベクトル , , があり、 を満たし、 は に垂直で、 である。
(1) と の内積 を求め、また を求め、 と のなす角を求める。
(2) ベクトル を と で表す。
2. 解き方の手順
(1)
まず の両辺を2乗する。
次に を計算する。
と のなす角を とすると、
(2)
は に垂直なので、
とおくと、
また、 より、
より、 である。
よって
3. 最終的な答え
(1)
と のなす角は
(2)