2つの直線 $l_1$ と $l_2$ が垂直であるように、定数 $k$ の値を定める問題です。 $l_1$ は $\frac{x-1}{3} = \frac{y+2}{-5} = \frac{z-5}{2}$ で表され、$l_2$ は $x = 3 + kt$, $y = 2t$, $z = 1 - 4t$ で表されます。

幾何学空間ベクトル直交方向ベクトル内積
2025/7/11

1. 問題の内容

2つの直線 l1l_1l2l_2 が垂直であるように、定数 kk の値を定める問題です。
l1l_1x13=y+25=z52\frac{x-1}{3} = \frac{y+2}{-5} = \frac{z-5}{2} で表され、l2l_2x=3+ktx = 3 + kt, y=2ty = 2t, z=14tz = 1 - 4t で表されます。

2. 解き方の手順

直線 l1l_1 の方向ベクトルを v1\vec{v_1} とすると、v1=(3,5,2)\vec{v_1} = (3, -5, 2) となります。
直線 l2l_2 の方向ベクトルを v2\vec{v_2} とすると、v2=(k,2,4)\vec{v_2} = (k, 2, -4) となります。
2つの直線が垂直であるためには、方向ベクトルの内積が0になる必要があります。
したがって、v1v2=0\vec{v_1} \cdot \vec{v_2} = 0 を満たす必要があります。
v1v2=3k+(5)(2)+(2)(4)=3k108=3k18\vec{v_1} \cdot \vec{v_2} = 3k + (-5)(2) + (2)(-4) = 3k - 10 - 8 = 3k - 18
3k18=03k - 18 = 0 を解きます。
3k=183k = 18
k=183k = \frac{18}{3}
k=6k = 6

3. 最終的な答え

k=6k = 6

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