(1) 2つの自然数の和が14で、大きい数が小さい数の2倍より1小さいとき、大きい数を$x$, 小さい数を$y$とする。 * $x, y$についての連立方程式をつくる。 * その連立方程式を解いて、2つの自然数を求める。 (2) 2桁の自然数があり、その数は十の位の数と一の位の数の和の8倍より3小さい。また、十の位の数字と一の位の数字を入れ替えてできる数は、元の自然数よりも54小さい。元の2桁の自然数の十の位を$x$, 一の位を$y$とする。 * $x, y$についての連立方程式をつくる。 * その連立方程式を解いて、元の2桁の自然数を求める。

代数学連立方程式文章問題2次方程式自然数桁数
2025/7/11

1. 問題の内容

(1) 2つの自然数の和が14で、大きい数が小さい数の2倍より1小さいとき、大きい数をxx, 小さい数をyyとする。
* x,yx, yについての連立方程式をつくる。
* その連立方程式を解いて、2つの自然数を求める。
(2) 2桁の自然数があり、その数は十の位の数と一の位の数の和の8倍より3小さい。また、十の位の数字と一の位の数字を入れ替えてできる数は、元の自然数よりも54小さい。元の2桁の自然数の十の位をxx, 一の位をyyとする。
* x,yx, yについての連立方程式をつくる。
* その連立方程式を解いて、元の2桁の自然数を求める。

2. 解き方の手順

(1)
* 和に関する式:x+y=14x + y = 14
* 大小関係に関する式:x=2y1x = 2y - 1
* これらを連立方程式として解く。x+y=14x + y = 14x=2y1x = 2y - 1を代入すると、
2y1+y=142y - 1 + y = 14
3y=153y = 15
y=5y = 5
* x=2y1=251=101=9x = 2y - 1 = 2 * 5 - 1 = 10 - 1 = 9
(2)
* 元の2桁の自然数は10x+y10x + yと表せる。
* 入れ替えた2桁の自然数は10y+x10y + xと表せる。
* 10x+y=8(x+y)310x + y = 8(x + y) - 3
* 10y+x=10x+y5410y + x = 10x + y - 54
* 連立方程式を整理する。
10x+y=8x+8y310x + y = 8x + 8y - 3
2x7y=32x - 7y = -3
10y+x=10x+y5410y + x = 10x + y - 54
9x+9y=54-9x + 9y = -54
xy=6x - y = 6
* x=y+6x = y + 62x7y=32x - 7y = -3に代入する。
2(y+6)7y=32(y + 6) - 7y = -3
2y+127y=32y + 12 - 7y = -3
5y=15-5y = -15
y=3y = 3
* x=y+6=3+6=9x = y + 6 = 3 + 6 = 9
* 元の2桁の自然数は10x+y=109+3=9310x + y = 10 * 9 + 3 = 93

3. 最終的な答え

(1)
* 連立方程式:
x+y=14x + y = 14
x=2y1x = 2y - 1
* 2つの自然数:
x=9,y=5x = 9, y = 5
(2)
* 連立方程式:
2x7y=32x - 7y = -3
xy=6x - y = 6
* 元の2桁の自然数:
93

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