問題1(1): 12本のくじの中に当たりくじが3本あるとき、A、Bの2人がこの順にくじを引く。Aが当たったときに、Bが当たる条件つき確率を求めよ。 問題1(2): A, B, Cの3人が、この順にくじを引く。少なくともAとCがはずれる確率を求めよ。 問題2: ジョーカーを除く1組52枚のトランプから1枚引いて、それを元に戻さずに、さらに1枚引く。このとき、2枚とも同じマークのカードである確率を求めよ。
2025/7/11
1. 問題の内容
問題1(1): 12本のくじの中に当たりくじが3本あるとき、A、Bの2人がこの順にくじを引く。Aが当たったときに、Bが当たる条件つき確率を求めよ。
問題1(2): A, B, Cの3人が、この順にくじを引く。少なくともAとCがはずれる確率を求めよ。
問題2: ジョーカーを除く1組52枚のトランプから1枚引いて、それを元に戻さずに、さらに1枚引く。このとき、2枚とも同じマークのカードである確率を求めよ。
2. 解き方の手順
問題1(1): 条件付き確率の問題
Aが当たる事象を,Bが当たる事象をとする。求める確率はである。
問題1(2): 排反な事象に分けて考える。
少なくともAとCがはずれるということは、Aが外れてCが当たる、Aが外れてCも外れる、Aが当たってCが外れる、の3つの場合に分けられる。
1. Aが外れてCが当たる確率:$\frac{9}{12} \times \frac{3}{11} \times \frac{2}{10} = \frac{54}{1320} = \frac{9}{220}$
2. Aが外れてCも外れる確率:$\frac{9}{12} \times \frac{8}{11} \times \frac{7}{10} = \frac{504}{1320} = \frac{42}{110} = \frac{21}{55}$
3. Aが当たってCが外れる確率:$\frac{3}{12} \times \frac{9}{11} \times \frac{8}{10} = \frac{216}{1320} = \frac{18}{110} = \frac{9}{55}$
求める確率はこれらの和である。
問題2: 2枚とも同じマークのカードである確率
1組52枚のトランプは、スペード、ハート、ダイヤ、クラブの4種類のマークがあり、各マーク13枚ずつである。
1枚目のカードのマークは何でも良いので、1枚目のカードは何が出ても良い。
1枚目のカードと同じマークのカードが残りは12枚なので、2枚目が同じマークである確率は、
3. 最終的な答え
問題1(1):
問題1(2):
問題2: