与えられた2次関数 $f(x) = -2x^2 - 2kx - \frac{k^2}{2} + k$ について、以下の問いに答えます。 (1) $k=2$ のとき、$f(x) \ge 0$ となる $x$ の範囲を求めます。 (2) $f(x)$ のグラフの頂点が放物線 $y=x^2+1$ 上にあるとき、$k$ の値を求め、そのときの $f(x)$ のグラフの頂点の座標を求めます。 (3) $x$ の方程式 $f(x) = 0$ が $x < -1$ を満たす異なる2つの解を持つような $k$ の範囲を求めます。 (4) $0 \le k \le 4$ とするとき、$-2 \le x \le 0$ における $f(x)$ の最大値を $M$、最小値を $m$ とすると、$M = -m$ となるような $k$ の値を、小さい方から順に求めます。

代数学二次関数二次不等式頂点解の公式判別式
2025/7/11

1. 問題の内容

与えられた2次関数 f(x)=2x22kxk22+kf(x) = -2x^2 - 2kx - \frac{k^2}{2} + k について、以下の問いに答えます。
(1) k=2k=2 のとき、f(x)0f(x) \ge 0 となる xx の範囲を求めます。
(2) f(x)f(x) のグラフの頂点が放物線 y=x2+1y=x^2+1 上にあるとき、kk の値を求め、そのときの f(x)f(x) のグラフの頂点の座標を求めます。
(3) xx の方程式 f(x)=0f(x) = 0x<1x < -1 を満たす異なる2つの解を持つような kk の範囲を求めます。
(4) 0k40 \le k \le 4 とするとき、2x0-2 \le x \le 0 における f(x)f(x) の最大値を MM、最小値を mm とすると、M=mM = -m となるような kk の値を、小さい方から順に求めます。

2. 解き方の手順

(1) k=2k=2 のとき、f(x)=2x24x2+2=2x24x=2x(x+2)f(x) = -2x^2 - 4x - 2 + 2 = -2x^2 - 4x = -2x(x+2)
f(x)0f(x) \ge 0 となるのは、2x(x+2)0-2x(x+2) \ge 0、つまり x(x+2)0x(x+2) \le 0 のとき。
したがって、2x0-2 \le x \le 0
(2) f(x)=2x22kxk22+k=2(x2+kx)k22+k=2(x+k2)2+2(k2)2k22+k=2(x+k2)2+k22k22+k=2(x+k2)2+kf(x) = -2x^2 - 2kx - \frac{k^2}{2} + k = -2(x^2 + kx) - \frac{k^2}{2} + k = -2(x + \frac{k}{2})^2 + 2(\frac{k}{2})^2 - \frac{k^2}{2} + k = -2(x + \frac{k}{2})^2 + \frac{k^2}{2} - \frac{k^2}{2} + k = -2(x + \frac{k}{2})^2 + k
頂点の座標は (k2,k)(-\frac{k}{2}, k)
これが y=x2+1y = x^2 + 1 上にあるので、k=(k2)2+1=k24+1k = (-\frac{k}{2})^2 + 1 = \frac{k^2}{4} + 1
k24k+4=0k^2 - 4k + 4 = 0 となり、(k2)2=0(k-2)^2 = 0 なので、k=2k=2
頂点の座標は (22,2)=(1,2)(-\frac{2}{2}, 2) = (-1, 2)
(3) f(x)=0f(x) = 0 より 2x22kxk22+k=0-2x^2 - 2kx - \frac{k^2}{2} + k = 0
2x2+2kx+k22k=02x^2 + 2kx + \frac{k^2}{2} - k = 0
4x2+4kx+k22k=04x^2 + 4kx + k^2 - 2k = 0
解は x=4k±16k216(k22k)8=4k±32k8=k±2k2x = \frac{-4k \pm \sqrt{16k^2 - 16(k^2 - 2k)}}{8} = \frac{-4k \pm \sqrt{32k}}{8} = \frac{-k \pm \sqrt{2k}}{2}
x<1x < -1 より k±2k2<1\frac{-k \pm \sqrt{2k}}{2} < -1
k±2k<2-k \pm \sqrt{2k} < -2
2k<k2\sqrt{2k} < k - 2
2k<(k2)2=k24k+42k < (k-2)^2 = k^2 - 4k + 4
k26k+4>0k^2 - 6k + 4 > 0
k=6±36162=6±202=6±252=3±5k = \frac{6 \pm \sqrt{36 - 16}}{2} = \frac{6 \pm \sqrt{20}}{2} = \frac{6 \pm 2\sqrt{5}}{2} = 3 \pm \sqrt{5}
k<35k < 3 - \sqrt{5} または k>3+5k > 3 + \sqrt{5}
また、k2>0k-2>0 より k>2k > 2 である必要があるので、k>3+5k>3+\sqrt{5}
k<35k<3-\sqrt{5}k>3+5k>3+\sqrt{5}の時、2つの異なる解を持つ必要があるので、k>0k>0が必要。
k2k2<1\frac{-k - \sqrt{2k}}{2} < -1 かつ k+2k2<1\frac{-k + \sqrt{2k}}{2} < -1 でなければならない。k>3+5k > 3+\sqrt{5}の時、成り立つ。
よって、k>3+5k>3+\sqrt{5}
(4) f(x)=2(x+k2)2+kf(x) = -2(x + \frac{k}{2})^2 + k
2x0-2 \le x \le 0 で、0k40 \le k \le 4
軸は x=k2x = -\frac{k}{2} なので、2k20-2 \le -\frac{k}{2} \le 0 で、0k40 \le k \le 4 より 2k20-2 \le -\frac{k}{2} \le 0 を満たす。
最大値 M=f(k2)=kM = f(-\frac{k}{2}) = k
最小値は、f(2)=2(2)22k(2)k22+k=8+4kk22+k=8+5kk22f(-2) = -2(-2)^2 - 2k(-2) - \frac{k^2}{2} + k = -8 + 4k - \frac{k^2}{2} + k = -8 + 5k - \frac{k^2}{2} または f(0)=kf(0) = k
m=min(f(2),f(0))=min(8+5kk22,k)m = \min(f(-2), f(0)) = \min(-8 + 5k - \frac{k^2}{2}, k)
M=mM = -m より、k=min(8+5kk22,k)k = - \min(-8 + 5k - \frac{k^2}{2}, k)
(i) k=(8+5kk22)k = -(-8 + 5k - \frac{k^2}{2}) のとき、k=85k+k22k = 8 - 5k + \frac{k^2}{2}
2k=1610k+k22k = 16 - 10k + k^2
k212k+16=0k^2 - 12k + 16 = 0
k=12±144642=12±802=12±452=6±25k = \frac{12 \pm \sqrt{144 - 64}}{2} = \frac{12 \pm \sqrt{80}}{2} = \frac{12 \pm 4\sqrt{5}}{2} = 6 \pm 2\sqrt{5}
0k40 \le k \le 4 より、k=625622.236=64.472=1.528k = 6 - 2\sqrt{5} \approx 6 - 2 \cdot 2.236 = 6 - 4.472 = 1.528
(ii) k=kk = -k のとき、2k=02k=0 より、k=0k=0
8+5kk22k-8 + 5k - \frac{k^2}{2} \le k のとき、k=625k = 6 - 2\sqrt{5} が小さい方の解。
006256-2\sqrt{5} を小さい順に並べる。
0<6250 < 6-2\sqrt{5}

3. 最終的な答え

7: エ. 2x0-2 \le x \le 0
8: イ. 22
9: ア. (1,2)(-1, 2)
10: エ. k>3+5k > 3 + \sqrt{5}
11: ア. 00
12: ウ. 6256 - 2\sqrt{5}

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