1から7までの数字が書かれた7枚のカードから3枚を引くとき、3つの数字の和が奇数になる確率を求めよ。

確率論・統計学確率組み合わせ場合の数奇数偶数
2025/7/12

1. 問題の内容

1から7までの数字が書かれた7枚のカードから3枚を引くとき、3つの数字の和が奇数になる確率を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、7枚のカードから3枚のカードを引く場合の総数を計算する。
これは組み合わせの問題なので、7C3 {}_7 C _3 で計算できる。
7C3=7!3!(73)!=7!3!4!=7×6×53×2×1=35 {}_7 C _3 = \frac{7!}{3!(7-3)!} = \frac{7!}{3!4!} = \frac{7 \times 6 \times 5}{3 \times 2 \times 1} = 35
次に、3つの数字の和が奇数になる場合を考える。
奇数+奇数+奇数 = 奇数
奇数+偶数+偶数 = 奇数
1から7までの数字には奇数が4つ(1, 3, 5, 7)、偶数が3つ(2, 4, 6)ある。
(i) 奇数3つの場合:4C3=4!3!1!=4 {}_4 C _3 = \frac{4!}{3!1!} = 4
(ii) 奇数1つ、偶数2つの場合:4C1×3C2=4×3!2!1!=4×3=12 {}_4 C _1 \times {}_3 C _2 = 4 \times \frac{3!}{2!1!} = 4 \times 3 = 12
したがって、3つの数字の和が奇数になるのは、4 + 12 = 16通りである。
求める確率は、1635\frac{16}{35}となる。

3. 最終的な答え

16/35

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