与えられた三角柱について、以下の3つの問いに答えます。 (1) この三角柱の体積を求めます。 (2) $AB = BG$となる点Gを線分CH上にとり、線分FG上に点Pをとります。このとき、線分CGの長さを求めます。 (3) 点Bを頂点とし、四角形DPGHを底面とする四角錐の体積が$95 cm^3$であるとき、三角形DPGの面積を求めます。

幾何学三角柱体積相似三平方の定理四角錐
2025/7/12

1. 問題の内容

与えられた三角柱について、以下の3つの問いに答えます。
(1) この三角柱の体積を求めます。
(2) AB=BGAB = BGとなる点Gを線分CH上にとり、線分FG上に点Pをとります。このとき、線分CGの長さを求めます。
(3) 点Bを頂点とし、四角形DPGHを底面とする四角錐の体積が95cm395 cm^3であるとき、三角形DPGの面積を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 三角柱の体積を求める。
底面積である三角形ABCの面積を計算し、高さである9cmをかけます。三角形ABCの面積は、12×AC×BH\frac{1}{2} \times AC \times BHで計算できます。与えられた値より、AC=16cmAC = 16cmBH=5cmBH = 5cmなので、三角形ABCの面積は12×16×5=40cm2\frac{1}{2} \times 16 \times 5 = 40 cm^2となります。したがって、三角柱の体積は、40×9=360cm340 \times 9 = 360 cm^3です。
(2) 線分CGの長さを求める。
三角形ABHにおいて、AB2=AH2+BH2AB^2 = AH^2 + BH^2なので、AB=62+52=36+25=61AB = \sqrt{6^2 + 5^2} = \sqrt{36 + 25} = \sqrt{61}です。
AB=BGAB = BGなので、BG=61BG = \sqrt{61}です。
CH=ACAH=166=10cmCH = AC - AH = 16 - 6 = 10cmです。
CG=xCG = xとすると、BG=BF2+FG2BG = \sqrt{BF^2 + FG^2}の関係を考えなければいけませんが、FGFG上に点Pを取る状況なので、点Gの位置を特定する必要があります。
AB=BGAB=BGとなる点Gを線分CH上にとるので、ABH\triangle ABHBCG\triangle BCGについて考えます。
CH=ACAH=166=10CH = AC - AH = 16 - 6 = 10
ABH\triangle ABHにおいてAB=AH2+BH2=62+52=36+25=61AB = \sqrt{AH^2 + BH^2} = \sqrt{6^2 + 5^2} = \sqrt{36+25} = \sqrt{61}
BG=AB=61BG = AB = \sqrt{61}
BCG\triangle BCGは一般の三角形なので、BG=BC2+CG22BCCGcosBCGBG = \sqrt{BC^2 + CG^2 - 2 BC \cdot CG \cos \angle BCG}よりCGCGを求めようとしても難しいです。
ACAC上に点Hがあり、AH=6,AC=16AH = 6, AC = 16より、HC=166=10HC = 16-6 = 10です。
線分CHCH上に点GGがあり、AB=BGAB=BGです。CG=xCG = xとします。
ここで、点Aから辺BCに下ろした垂線の足をIとすると、ABHACI\triangle ABH \sim \triangle ACIとは限りません。
BH=5BH = 5AH=6AH = 6AC=16AC = 16であることと、AB=BGAB = BGであることより、BG=61BG = \sqrt{61}
点Gは線分CH上にあるので、CH=10CH = 10です。
点Gをどこかに仮定して考えるのではなく、点GはあくまでCHCH上にあるという条件だけを使う必要があります。
問題文に図があるので、BCBCABABの長さの関係が見た目でおおよそわかるのですが、正確な長さはわからず、CGCGの長さを求めるのは難しいです。
(3) 四角錐の体積から三角形DPGの面積を求める。
四角錐B-DPGHの体積は95 cm3cm^3です。四角錐の体積は13×\frac{1}{3} \times 底面積× \times 高さで求められます。
したがって、13×\frac{1}{3} \times 四角形DPGHの面積×\times BH = 95となります。BH=5cmBH = 5cmなので、
13×\frac{1}{3} \times 四角形DPGHの面積×5=95\times 5 = 95
四角形DPGHの面積=95×35=19×3=57cm2= \frac{95 \times 3}{5} = 19 \times 3 = 57 cm^2となります。
四角形DPGHの面積は、DPG\triangle DPGの面積 + HPG\triangle HPGの面積で表されます。
したがって、DPG+HPG=57\triangle DPG + \triangle HPG = 57となります。
ここで、点Pは線分FG上にあるので、HPG\triangle HPGは、HFG×FPFG\triangle HFG \times \frac{FP}{FG}で表されます。
FGFGの長さが不明なので、HPG\triangle HPGの面積も計算できません。

3. 最終的な答え

(1) 三角柱の体積: 360cm3360 cm^3
(2) 線分CGの長さ: 解答不能
(3) 三角形DPGの面積: 解答不能

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