2次関数のグラフA, B, Cがあり、Aをx軸方向に-2, y軸方向に+1平行移動するとBになる。Bをx軸について対称移動するとCになる。Cの式が$y=-2x^2-4x-4$であるとき、Aの式を求める。

代数学二次関数グラフの平行移動グラフの対称移動二次関数の式
2025/4/2

1. 問題の内容

2次関数のグラフA, B, Cがあり、Aをx軸方向に-2, y軸方向に+1平行移動するとBになる。Bをx軸について対称移動するとCになる。Cの式がy=2x24x4y=-2x^2-4x-4であるとき、Aの式を求める。

2. 解き方の手順

まず、グラフCをx軸について対称移動してグラフBの式を求める。x軸について対称移動するということは、yyy-yに置き換えることである。
グラフCの式はy=2x24x4y = -2x^2 - 4x - 4なので、y=2x24x4-y = -2x^2 - 4x - 4となり、両辺に-1をかけるとy=2x2+4x+4y = 2x^2 + 4x + 4となる。これがグラフBの式である。
次に、グラフAをx軸方向に-2、y軸方向に+1平行移動するとグラフBになるので、グラフBをx軸方向に+2、y軸方向に-1平行移動するとグラフAになる。
グラフBの式y=2x2+4x+4y = 2x^2 + 4x + 4をx軸方向に+2、y軸方向に-1平行移動すると、
y+1=2(x2)2+4(x2)+4y+1 = 2(x-2)^2 + 4(x-2) + 4となる。
これを展開して整理する。
y+1=2(x24x+4)+4x8+4y+1 = 2(x^2 - 4x + 4) + 4x - 8 + 4
y+1=2x28x+8+4x4y+1 = 2x^2 - 8x + 8 + 4x - 4
y+1=2x24x+4y+1 = 2x^2 - 4x + 4
y=2x24x+3y = 2x^2 - 4x + 3
これがグラフAの式である。

3. 最終的な答え

y=2x24x+3y = 2x^2 - 4x + 3

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