(1) X=3となる確率を求める。
X=3となるのは、取り出した玉の色が順番に赤、青、黄となる場合のみである。
まず、3個の玉を取り出す順番は全部で 6×5×4=120 通りある。 X=3となるのは、1番目に赤玉、2番目に青玉、3番目に黄玉を取り出す場合である。
1番目に赤玉を取り出す確率は 63。 2番目に青玉を取り出す確率は 52。 3番目に黄玉を取り出す確率は 41。 したがって、X=3となる確率は、63×52×41=1206=201。 (2) X=2となる確率を求める。
X=2となるのは、3つのうち2つの玉の色が一致する場合である。
3つの玉の取り出し方は 6×5×4=120通り。 (i) 1番目と2番目が一致する場合:
赤赤青、赤赤黄、青青赤、青青黄
赤赤青:63×52×42=12012 赤赤黄:63×52×41=1206 青青赤:62×51×43=1206 青青黄:62×51×41=1202 (ii) 1番目と3番目が一致する場合:
赤青赤、赤黄赤、青赤青、青黄青、黄赤黄、黄青黄
赤青赤:63×52×42=12012 赤黄赤:63×51×42=1206 青赤青:62×53×41=1206 青黄青:62×51×41=1202 黄赤黄:61×53×40=0 黄青黄:61×52×40=0 (iii) 2番目と3番目が一致する場合:
赤青青、赤黄黄、青赤赤、青黄黄、黄赤赤、黄青青
赤青青:63×52×41=1206 赤黄黄:63×51×40=0 青赤赤:62×53×42=12012 青黄黄:62×51×40=0 黄赤赤:61×53×42=1206 黄青青:61×52×41=1202 合計:12012+6+6+2+12+6+6+2+6+12+6+2=12078=2013。 ただし、上記では2つ一致する場合のみカウントしているので、3つ一致する場合は含まれていない。
X=2となるのは、3つの皿のうち2つの色だけ一致し、残りの1つは一致しない場合である。
全事象は、6×5×4=120通り。 (赤青黄), (赤黄青), (青赤黄), (青黄赤), (黄赤青), (黄青赤)
X=2となる確率は、3011と推定される。 (3) Xの期待値を求める。
X=0, 1, 2, 3の場合がある。
P(X=3) = 1/20
P(X=2) = 11/30 (推測)
P(X=0), P(X=1)は求められていない