与えられた2点を通る直線の式を求める問題です。一次関数の式は一般的に $y = ax + b$ で表されます。ここで、$a$は傾き、$b$は切片です。2点の座標から傾きを求め、次に切片を求めます。

代数学一次関数直線の式傾き切片座標
2025/7/12
はい、承知いたしました。問題文に記載されている3つの問題について、順番に解いていきます。

1. 問題の内容

与えられた2点を通る直線の式を求める問題です。一次関数の式は一般的に y=ax+by = ax + b で表されます。ここで、aaは傾き、bbは切片です。2点の座標から傾きを求め、次に切片を求めます。

2. 解き方の手順

**(1) 2点(3, 1), (5, 9)を通る直線**
* ステップ1: 傾き aa を求める
傾き aa は、2点 (x1,y1)(x_1, y_1)(x2,y2)(x_2, y_2) を通る直線の場合、以下の式で求められます。
a=y2y1x2x1a = \frac{y_2 - y_1}{x_2 - x_1}
この問題では、(x1,y1)=(3,1)(x_1, y_1) = (3, 1)(x2,y2)=(5,9)(x_2, y_2) = (5, 9) なので、
a=9153=82=4a = \frac{9 - 1}{5 - 3} = \frac{8}{2} = 4
したがって、傾きは 44 です。
* ステップ2: 切片 bb を求める
y=ax+by = ax + b に傾き a=4a = 4 と、例えば点(3, 1)を代入します。
1=4×3+b1 = 4 \times 3 + b
1=12+b1 = 12 + b
b=112=11b = 1 - 12 = -11
したがって、切片は 11-11 です。
* ステップ3: 直線の式を求める
傾き a=4a = 4、切片 b=11b = -11y=ax+by = ax + b に代入します。
y=4x11y = 4x - 11
**(2) 2点(-4, 2), (1, -3)を通る直線**
* ステップ1: 傾き aa を求める
a=321(4)=55=1a = \frac{-3 - 2}{1 - (-4)} = \frac{-5}{5} = -1
したがって、傾きは 1-1 です。
* ステップ2: 切片 bb を求める
y=ax+by = ax + b に傾き a=1a = -1 と、例えば点(1, -3)を代入します。
3=1×1+b-3 = -1 \times 1 + b
3=1+b-3 = -1 + b
b=3+1=2b = -3 + 1 = -2
したがって、切片は 2-2 です。
* ステップ3: 直線の式を求める
傾き a=1a = -1、切片 b=2b = -2y=ax+by = ax + b に代入します。
y=x2y = -x - 2
**(3) 2点(3, 5), (-2, -10)を通る直線**
* ステップ1: 傾き aa を求める
a=10523=155=3a = \frac{-10 - 5}{-2 - 3} = \frac{-15}{-5} = 3
したがって、傾きは 33 です。
* ステップ2: 切片 bb を求める
y=ax+by = ax + b に傾き a=3a = 3 と、例えば点(3, 5)を代入します。
5=3×3+b5 = 3 \times 3 + b
5=9+b5 = 9 + b
b=59=4b = 5 - 9 = -4
したがって、切片は 4-4 です。
* ステップ3: 直線の式を求める
傾き a=3a = 3、切片 b=4b = -4y=ax+by = ax + b に代入します。
y=3x4y = 3x - 4

3. 最終的な答え

* (1) y=4x11y = 4x - 11
* (2) y=x2y = -x - 2
* (3) y=3x4y = 3x - 4

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