一次関数の式を求める問題がいくつかあります。今回は以下の問題について答えます。 (3) $x=3$のとき$y=-4$で、$x$の増加量が$6$のときの$y$の増加量が$2$である。 (4) グラフが点 $(-1, 4)$ を通り、直線 $y=4x$ に平行である。 (6) $x=2$ のとき $y=7$, $x=6$ のとき $y=-1$ である。 (8) グラフが点 $(1, 6)$ を通り、切片 $4$ の直線である。

代数学一次関数グラフ傾き切片連立方程式
2025/7/12

1. 問題の内容

一次関数の式を求める問題がいくつかあります。今回は以下の問題について答えます。
(3) x=3x=3のときy=4y=-4で、xxの増加量が66のときのyyの増加量が22である。
(4) グラフが点 (1,4)(-1, 4) を通り、直線 y=4xy=4x に平行である。
(6) x=2x=2 のとき y=7y=7, x=6x=6 のとき y=1y=-1 である。
(8) グラフが点 (1,6)(1, 6) を通り、切片 44 の直線である。

2. 解き方の手順

(3)
一次関数の式を y=ax+by = ax + b とおきます。
xx の増加量が 66 のときの yy の増加量が 22 であることから、変化の割合 aaa=26=13a = \frac{2}{6} = \frac{1}{3} となります。
したがって、y=13x+by = \frac{1}{3}x + b となります。
x=3x = 3 のとき y=4y = -4 を代入すると、 4=13(3)+b-4 = \frac{1}{3}(3) + b より、4=1+b-4 = 1 + b となり、b=5b = -5 となります。
したがって、求める一次関数の式は y=13x5y = \frac{1}{3}x - 5 です。
(4)
直線 y=4xy=4x に平行なので、求める直線の傾きは 44 です。
したがって、求める一次関数の式を y=4x+by = 4x + b とおけます。
(1,4)(-1, 4) を通るので、代入すると 4=4(1)+b4 = 4(-1) + b より 4=4+b4 = -4 + b となり、b=8b = 8 となります。
したがって、求める一次関数の式は y=4x+8y = 4x + 8 です。
(6)
一次関数の式を y=ax+by = ax + b とおきます。
x=2x=2 のとき y=7y=7 なので、7=2a+b7 = 2a + b が成り立ちます。
x=6x=6 のとき y=1y=-1 なので、1=6a+b-1 = 6a + b が成り立ちます。
この2つの式を連立方程式として解きます。
7=2a+b7 = 2a + b
1=6a+b-1 = 6a + b
上の式から下の式を引くと、
8=4a8 = -4a
a=2a = -2
7=2(2)+b7 = 2(-2) + b
7=4+b7 = -4 + b
b=11b = 11
したがって、求める一次関数の式は y=2x+11y = -2x + 11 です。
(8)
グラフが点 (1,6)(1, 6) を通り、切片が 44 の直線なので、一次関数の式を y=ax+4y = ax + 4 とおきます。
(1,6)(1, 6) を通るので、代入すると 6=a(1)+46 = a(1) + 4 より、6=a+46 = a + 4 となり、a=2a = 2 となります。
したがって、求める一次関数の式は y=2x+4y = 2x + 4 です。

3. 最終的な答え

(3) y=13x5y = \frac{1}{3}x - 5
(4) y=4x+8y = 4x + 8
(6) y=2x+11y = -2x + 11
(8) y=2x+4y = 2x + 4

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