軸が $x=2$ である放物線が、点 $(0, -1)$ と点 $(5, -6)$ を通る。この放物線の方程式を求める。

代数学放物線二次関数方程式連立方程式
2025/7/12

1. 問題の内容

軸が x=2x=2 である放物線が、点 (0,1)(0, -1) と点 (5,6)(5, -6) を通る。この放物線の方程式を求める。

2. 解き方の手順

軸が x=2x=2 であることから、放物線の方程式は y=a(x2)2+qy = a(x-2)^2 + q と表せる。ここで、aaqq は定数である。
この放物線が点 (0,1)(0, -1) と点 (5,6)(5, -6) を通ることから、これらの点の座標を方程式に代入して aaqq についての連立方程式を立てる。
(0,1)(0, -1) を代入すると、
1=a(02)2+q-1 = a(0-2)^2 + q
1=4a+q-1 = 4a + q ...(1)
(5,6)(5, -6) を代入すると、
6=a(52)2+q-6 = a(5-2)^2 + q
6=9a+q-6 = 9a + q ...(2)
(2) - (1) より、
6(1)=9a+q(4a+q)-6 - (-1) = 9a + q - (4a + q)
5=5a-5 = 5a
a=1a = -1
a=1a = -1 を (1) に代入すると、
1=4(1)+q-1 = 4(-1) + q
1=4+q-1 = -4 + q
q=3q = 3
したがって、放物線の方程式は y=(x2)2+3y = -(x-2)^2 + 3 となる。
これを展開すると、
y=(x24x+4)+3y = -(x^2 - 4x + 4) + 3
y=x2+4x4+3y = -x^2 + 4x - 4 + 3
y=x2+4x1y = -x^2 + 4x - 1

3. 最終的な答え

y=x2+4x1y = -x^2 + 4x - 1

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