頂点のx座標が2である放物線が、2点(0, 7), (3, 4)を通る時、その放物線の方程式を求めよ。

代数学二次関数放物線方程式連立方程式
2025/7/12

1. 問題の内容

頂点のx座標が2である放物線が、2点(0, 7), (3, 4)を通る時、その放物線の方程式を求めよ。

2. 解き方の手順

放物線の頂点のx座標が2であることから、放物線の方程式は
y=a(x2)2+by = a(x-2)^2 + b
と表すことができます。
この放物線が(0, 7), (3, 4)を通るので、それぞれ代入してaとbを求めます。
まず(0, 7)を代入すると、
7=a(02)2+b7 = a(0-2)^2 + b
7=4a+b7 = 4a + b
次に(3, 4)を代入すると、
4=a(32)2+b4 = a(3-2)^2 + b
4=a+b4 = a + b
2つの式が得られました:
4a+b=74a + b = 7
a+b=4a + b = 4
これらの式を連立させて解きます。
2つの式の差を計算すると:
(4a+b)(a+b)=74(4a + b) - (a + b) = 7 - 4
3a=33a = 3
a=1a = 1
a=1a = 1a+b=4a + b = 4に代入すると:
1+b=41 + b = 4
b=3b = 3
したがって、a=1a = 1, b=3b = 3なので、放物線の方程式は
y=(x2)2+3y = (x-2)^2 + 3
これを展開すると、
y=x24x+4+3y = x^2 - 4x + 4 + 3
y=x24x+7y = x^2 - 4x + 7

3. 最終的な答え

y=x24x+7y = x^2 - 4x + 7

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