まず、与えられた漸化式 an+1=3an−2 を、an+1−α=3(an−α) の形に変形することを考える。 an+1−α=3an−3α であるから、an+1=3an−2 と比較して −2=−3α より、α=3−12=1。 したがって、an+1−1=3(an−1) と変形できる。したがって、5,6には1,3が入る。 bn=an−1 とおくと、数列 {bn} は初項 b1=a1−1=4−1=3、公比3の等比数列である。したがって、7には3が入る。 よって、bn=3⋅3n−1=3n である。したがって、8, 9には3,nが入る。 {an} の一般項は、an=bn+1=3n+1 である。したがって、10には1が入る。 {an} の初項から第 n 項までの和は、 ∑k=1nak=∑k=1n(3k+1)=∑k=1n3k+∑k=1n1 =3−13(3n−1)+n=23(3n−1)+n=23⋅3n−23+n=21⋅3n+1+n−23. ∑k=1nak=213n+1+n−23=213n+1+n−23 11,12,13,14には2,3,-3,2が入る。