方程式 $\sqrt{4x^2 - 12x + 9} = x$ を解く問題です。

代数学方程式根号絶対値場合分け二次方程式
2025/7/13

1. 問題の内容

方程式 4x212x+9=x\sqrt{4x^2 - 12x + 9} = x を解く問題です。

2. 解き方の手順

まず、根号の中身を整理します。
4x212x+94x^2 - 12x + 9(2x3)2(2x - 3)^2 と因数分解できます。
したがって、方程式は (2x3)2=x\sqrt{(2x - 3)^2} = x となります。
絶対値記号を用いて書き換えると 2x3=x|2x - 3| = x となります。
絶対値を外すために、場合分けをします。
(i) 2x302x - 3 \geq 0 のとき (x32x \geq \frac{3}{2} のとき)
2x3=x2x - 3 = x
x=3x = 3
これは x32x \geq \frac{3}{2} を満たします。
(ii) 2x3<02x - 3 < 0 のとき (x<32x < \frac{3}{2} のとき)
(2x3)=x-(2x - 3) = x
2x+3=x-2x + 3 = x
3x=33x = 3
x=1x = 1
これは x<32x < \frac{3}{2} を満たします。
したがって、 x=1x = 1x=3x = 3 が解の候補です。
元の式に代入して確認します。
x=1x = 1 のとき
4(1)212(1)+9=412+9=1=1\sqrt{4(1)^2 - 12(1) + 9} = \sqrt{4 - 12 + 9} = \sqrt{1} = 1
x=1x = 1なので、x=1x = 1 は解です。
x=3x = 3 のとき
4(3)212(3)+9=3636+9=9=3\sqrt{4(3)^2 - 12(3) + 9} = \sqrt{36 - 36 + 9} = \sqrt{9} = 3
x=3x = 3なので、x=3x = 3 は解です。

3. 最終的な答え

x=1,3x = 1, 3

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