1. 問題の内容
正六角形ABCDEFにおいて、辺CDの中点をMとする。このとき、五角形AMDEFの面積は、四角形ABCMの面積の何倍であるかを求める。
2. 解き方の手順
まず、正六角形ABCDEFの面積をSとする。
正六角形は6つの正三角形から構成されるので、一つの正三角形の面積は となる。
次に、四角形ABCMの面積を求める。
四角形ABCMは、正三角形ABCと三角形BCMから構成される。
三角形BCMの面積は、正三角形BCDの面積の半分なので、 となる。
したがって、四角形ABCMの面積は、正三角形ABCの面積 と三角形BCMの面積 の和である。
四角形ABCMの面積 =
次に、五角形AMDEFの面積を求める。
五角形AMDEFの面積は、正六角形ABCDEFの面積Sから、三角形ABMと三角形BCMの面積を引いたものである。
三角形ABMの面積は、台形ABCDから三角形BCMを引いた面積に等しい。台形ABCDの面積は正六角形の なので 。
したがって、三角形ABMの面積は、 となる。
五角形AMDEFの面積は、 となる。
最後に、五角形AMDEFの面積が、四角形ABCMの面積の何倍であるかを求める。
3. 最終的な答え
3倍