X1という問題で、いくつかの小問に答えます。 (1) $(x+2)^2(4x-5)$ を展開して整理したときの定数項と $x^2$ の項の係数を求めます。 (2) 2次関数 $y = x^2 + 6x + 2$ のグラフの頂点の座標を求め、そのグラフを $x$ 軸方向に4, $y$ 軸方向に3だけ平行移動したグラフを表す2次関数を求めます。 (3) 不等式 $|x-1| < 3$ の解を求め、$|x-1| < 3$ が $x < 4$ であるための条件 (必要条件、十分条件、など) を選択肢から選びます。 (4) 箱ひげ図から四分位範囲を求め、箱ひげ図と矛盾する分析結果を選択肢から選びます。
2025/7/13
1. 問題の内容
X1という問題で、いくつかの小問に答えます。
(1) を展開して整理したときの定数項と の項の係数を求めます。
(2) 2次関数 のグラフの頂点の座標を求め、そのグラフを 軸方向に4, 軸方向に3だけ平行移動したグラフを表す2次関数を求めます。
(3) 不等式 の解を求め、 が であるための条件 (必要条件、十分条件、など) を選択肢から選びます。
(4) 箱ひげ図から四分位範囲を求め、箱ひげ図と矛盾する分析結果を選択肢から選びます。
2. 解き方の手順
(1)
を展開します。
なので、
定数項は -20 です。
の項の係数は 11 です。
(2)
を平方完成します。
頂点の座標は です。
平行移動後のグラフは、
(3)
を解きます。
すなわち は、 であるための十分条件ですが、必要条件ではありません。
(例: は を満たしますが、 を満たしません。)
(4)
箱ひげ図から、第一四分位数は24、第三四分位数は34なので、
四分位範囲は mです。
箱ひげ図と矛盾する選択肢を検討します。
1. 15m の生徒はいない: 箱ひげ図の最小値が18なので、これは正しい。
2. 40m以上の生徒がいる: 箱ひげ図の最大値が43なので、これは正しい。
3. 半数以上の生徒は29m以上である:箱ひげ図の中央値が29mなので正しい。
4. 24m以下の生徒は4人以下である: 箱ひげ図の第一四分位数が24mなので、25%の生徒が24m以下です。20人の25%は5人なので、4人以下であるという記述は矛盾します。
3. 最終的な答え
(1) 定数項: -20, の項の係数: 11
(2) 頂点の座標: (-3, -7),
(3) , 3
(4) 10, 4