X1という問題で、いくつかの小問に答えます。 (1) $(x+2)^2(4x-5)$ を展開して整理したときの定数項と $x^2$ の項の係数を求めます。 (2) 2次関数 $y = x^2 + 6x + 2$ のグラフの頂点の座標を求め、そのグラフを $x$ 軸方向に4, $y$ 軸方向に3だけ平行移動したグラフを表す2次関数を求めます。 (3) 不等式 $|x-1| < 3$ の解を求め、$|x-1| < 3$ が $x < 4$ であるための条件 (必要条件、十分条件、など) を選択肢から選びます。 (4) 箱ひげ図から四分位範囲を求め、箱ひげ図と矛盾する分析結果を選択肢から選びます。

代数学展開二次関数平方完成不等式絶対値必要十分条件箱ひげ図四分位範囲
2025/7/13

1. 問題の内容

X1という問題で、いくつかの小問に答えます。
(1) (x+2)2(4x5)(x+2)^2(4x-5) を展開して整理したときの定数項と x2x^2 の項の係数を求めます。
(2) 2次関数 y=x2+6x+2y = x^2 + 6x + 2 のグラフの頂点の座標を求め、そのグラフを xx 軸方向に4, yy 軸方向に3だけ平行移動したグラフを表す2次関数を求めます。
(3) 不等式 x1<3|x-1| < 3 の解を求め、x1<3|x-1| < 3x<4x < 4 であるための条件 (必要条件、十分条件、など) を選択肢から選びます。
(4) 箱ひげ図から四分位範囲を求め、箱ひげ図と矛盾する分析結果を選択肢から選びます。

2. 解き方の手順

(1)
(x+2)2(4x5)(x+2)^2(4x-5) を展開します。
(x+2)2=x2+4x+4(x+2)^2 = x^2 + 4x + 4 なので、
(x2+4x+4)(4x5)=4x3+16x2+16x5x220x20=4x3+11x24x20(x^2 + 4x + 4)(4x-5) = 4x^3 + 16x^2 + 16x - 5x^2 - 20x - 20 = 4x^3 + 11x^2 - 4x - 20
定数項は -20 です。
x2x^2 の項の係数は 11 です。
(2)
y=x2+6x+2y = x^2 + 6x + 2 を平方完成します。
y=(x2+6x+9)9+2=(x+3)27y = (x^2 + 6x + 9) - 9 + 2 = (x+3)^2 - 7
頂点の座標は (3,7)(-3, -7) です。
平行移動後のグラフは、
y3=(x4+3)27y - 3 = (x - 4 + 3)^2 - 7
y=(x1)27+3y = (x - 1)^2 - 7 + 3
y=(x1)24y = (x - 1)^2 - 4
y=x22x+14y = x^2 - 2x + 1 - 4
y=x22x3y = x^2 - 2x - 3
(3)
x1<3|x-1| < 3 を解きます。
3<x1<3-3 < x-1 < 3
3+1<x<3+1-3 + 1 < x < 3 + 1
2<x<4-2 < x < 4
x1<3|x-1| < 3 すなわち 2<x<4-2 < x < 4 は、x<4x < 4 であるための十分条件ですが、必要条件ではありません。
(例:x=3x = -3x<4x<4 を満たしますが、x1<3|x-1| < 3 を満たしません。)
(4)
箱ひげ図から、第一四分位数は24、第三四分位数は34なので、
四分位範囲は 3424=1034 - 24 = 10 mです。
箱ひげ図と矛盾する選択肢を検討します。

1. 15m の生徒はいない: 箱ひげ図の最小値が18なので、これは正しい。

2. 40m以上の生徒がいる: 箱ひげ図の最大値が43なので、これは正しい。

3. 半数以上の生徒は29m以上である:箱ひげ図の中央値が29mなので正しい。

4. 24m以下の生徒は4人以下である: 箱ひげ図の第一四分位数が24mなので、25%の生徒が24m以下です。20人の25%は5人なので、4人以下であるという記述は矛盾します。

3. 最終的な答え

(1) 定数項: -20, x2x^2 の項の係数: 11
(2) 頂点の座標: (-3, -7), y=x22x3y = x^2 - 2x - 3
(3) 2<x<4-2 < x < 4, 3
(4) 10, 4

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