数列 $\{a_n\}$ は等差数列で、$a_2 = 2$, $a_3 + a_4 + a_5 = 10$ である。 数列 $\{b_n\}$ は公比が正の等比数列で、$b_2 = \frac{3}{2}$, $b_3 + b_4 = 18$ である。 (1) 数列 $\{a_n\}$ の一般項を求める。 (2) 数列 $\{b_n\}$ の一般項を求める。 (3) 数列 $\{a_n\}$ の項のうち、整数となる項を小さいものから順に並べてできる数列を $\{c_n\}$ とする。このとき、$\sum_{k=1}^n b_k c_k$ を $n$ を用いて表す。
2025/7/13
はい、承知いたしました。問題を解いていきます。
1. 問題の内容
数列 は等差数列で、, である。
数列 は公比が正の等比数列で、, である。
(1) 数列 の一般項を求める。
(2) 数列 の一般項を求める。
(3) 数列 の項のうち、整数となる項を小さいものから順に並べてできる数列を とする。このとき、 を を用いて表す。
2. 解き方の手順
(1)
等差数列 の初項を , 公差を とすると、 と表せる。
これらの連立方程式を解く。
より
よって、.
(2)
等比数列 の初項を , 公比を とすると、 と表せる。
より
よって、.
(3)
が整数となるのは、 が の倍数であるときである。
つまり、 ( は整数) とおける。
よって、
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)