与えられた方程式 $|2x - y| = |2x + 4y - 3|$ を解きます。

代数学絶対値方程式一次方程式連立方程式
2025/7/13

1. 問題の内容

与えられた方程式 2xy=2x+4y3|2x - y| = |2x + 4y - 3| を解きます。

2. 解き方の手順

絶対値の方程式 a=b|a| = |b| は、 a=ba = b または a=ba = -b と同値です。
したがって、与えられた方程式は次の2つの場合に分けられます。
場合1: 2xy=2x+4y32x - y = 2x + 4y - 3
この場合、2x2xを両辺から引くと、 y=4y3-y = 4y - 3となります。
両辺にyyを加えると、0=5y30 = 5y - 3となります。
したがって、5y=35y = 3となり、y=35y = \frac{3}{5}が得られます。
この解は、xxの値に関わらず成立します。
場合2: 2xy=(2x+4y3)2x - y = -(2x + 4y - 3)
この場合、2xy=2x4y+32x - y = -2x - 4y + 3となります。
2x2xを左辺に、4y4yを左辺に移項すると、4x+3y=34x + 3y = 3となります。
y=35y = \frac{3}{5}の場合、 4x+3(35)=34x + 3(\frac{3}{5}) = 3となり、4x+95=34x + \frac{9}{5} = 3となります。
両辺に5をかけると、20x+9=1520x + 9 = 15となり、20x=620x = 6が得られます。
したがって、x=620=310x = \frac{6}{20} = \frac{3}{10}となります。
したがって、方程式の解は以下の通りです。
場合1: y=35y = \frac{3}{5}xxは任意の実数)
場合2: 4x+3y=34x + 3y = 3

3. 最終的な答え

解は、
y=35y = \frac{3}{5} (xxは任意の実数) または 4x+3y=34x + 3y = 3
y=35y = \frac{3}{5}または4x+3y=34x+3y=3.
あるいは
y=35y=\frac{3}{5} または y=34x3y = \frac{3 - 4x}{3}

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