与えられた分数の分母を有理化し、簡約化する問題です。分数は $\frac{12}{\sqrt{5}-1}$ です。

代数学有理化分数根号簡約化
2025/7/13

1. 問題の内容

与えられた分数の分母を有理化し、簡約化する問題です。分数は 1251\frac{12}{\sqrt{5}-1} です。

2. 解き方の手順

分母を有理化するために、分母の共役な式である 5+1\sqrt{5}+1 を分子と分母の両方に掛けます。
1251=12(5+1)(51)(5+1)\frac{12}{\sqrt{5}-1} = \frac{12(\sqrt{5}+1)}{(\sqrt{5}-1)(\sqrt{5}+1)}
次に、分母を計算します。 (51)(5+1)(\sqrt{5}-1)(\sqrt{5}+1)(ab)(a+b)=a2b2(a-b)(a+b)=a^2-b^2 の形なので、
(51)(5+1)=(5)212=51=4(\sqrt{5}-1)(\sqrt{5}+1) = (\sqrt{5})^2 - 1^2 = 5 - 1 = 4
したがって、
12(5+1)(51)(5+1)=12(5+1)4\frac{12(\sqrt{5}+1)}{(\sqrt{5}-1)(\sqrt{5}+1)} = \frac{12(\sqrt{5}+1)}{4}
次に、分子の 1212 と分母の 44 を簡約化します。 12÷4=312 \div 4 = 3 なので、
12(5+1)4=3(5+1)\frac{12(\sqrt{5}+1)}{4} = 3(\sqrt{5}+1)
最後に、分配法則を使って括弧を展開します。
3(5+1)=35+33(\sqrt{5}+1) = 3\sqrt{5} + 3

3. 最終的な答え

35+33\sqrt{5} + 3

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