与えられた2つの式を因数分解します。 (1) $(a+b)(a+b-9)+20$ (2) $(x+1)(x+2)(x+4)(x+5)-4$

代数学因数分解式の展開置き換え
2025/7/13

1. 問題の内容

与えられた2つの式を因数分解します。
(1) (a+b)(a+b9)+20(a+b)(a+b-9)+20
(2) (x+1)(x+2)(x+4)(x+5)4(x+1)(x+2)(x+4)(x+5)-4

2. 解き方の手順

(1)
a+b=Aa+b = A と置くと、
(a+b)(a+b9)+20=A(A9)+20=A29A+20=(A4)(A5)(a+b)(a+b-9)+20 = A(A-9)+20 = A^2 - 9A + 20 = (A-4)(A-5)
AAa+ba+b に戻すと、
(a+b4)(a+b5)(a+b-4)(a+b-5)
(2)
(x+1)(x+2)(x+4)(x+5)4=(x+1)(x+5)(x+2)(x+4)4(x+1)(x+2)(x+4)(x+5)-4 = (x+1)(x+5)(x+2)(x+4)-4
=(x2+6x+5)(x2+6x+8)4= (x^2+6x+5)(x^2+6x+8)-4
x2+6x=Bx^2+6x=B と置くと、
(x2+6x+5)(x2+6x+8)4=(B+5)(B+8)4=B2+13B+404=B2+13B+36=(B+4)(B+9)(x^2+6x+5)(x^2+6x+8)-4 = (B+5)(B+8)-4 = B^2+13B+40-4 = B^2+13B+36 = (B+4)(B+9)
BBx2+6xx^2+6x に戻すと、
(x2+6x+4)(x2+6x+9)=(x2+6x+4)(x+3)2(x^2+6x+4)(x^2+6x+9) = (x^2+6x+4)(x+3)^2

3. 最終的な答え

(1) (a+b4)(a+b5)(a+b-4)(a+b-5)
(2) (x2+6x+4)(x+3)2(x^2+6x+4)(x+3)^2

「代数学」の関連問題

n次正方行列 $A$ が $A^t A = E$ を満たすとき、行列式 $|A|$ の取りうる値を全て求める問題です。ここで、$A^t$ は $A$ の転置行列、$E$ は単位行列を表します。

行列行列式転置行列単位行列線形代数
2025/7/13

$a$を実数とする。複素数$a+6+(2a-3)i$が実数となるとき、$a$の値を求め、次に純虚数となるときの$a$の値を求める。

複素数実数純虚数
2025/7/13

2次方程式 (2) $x^2 - 7x + 7 = 0$ と (3) $2x^2 - 6x - 1 = 0$ を解く問題です。

二次方程式解の公式根の計算
2025/7/13

2次方程式 $3x^2 - 6x + 2 = 0$ を解の公式を用いて解く。

二次方程式解の公式平方根計算
2025/7/13

$a$ と $b$ は実数であり、$ab > 0$ が成り立つ。このとき、次の 1 から 5 のうち正しいものを一つ選ぶ問題です。 (1) $a < b \implies a^2 < b^2$ (2)...

不等式実数絶対値数式の証明
2025/7/13

不等式 $(x-3)(x-6) > 0$ の解を求める問題です。

不等式二次不等式解の範囲
2025/7/13

$\log_2 12 - \log_2 3$ の値を求める問題です。選択肢の中から正しいものを選びます。

対数対数の性質計算
2025/7/13

$\log_2 \frac{1}{8}$ の値を求める問題です。

対数指数計算
2025/7/13

$8^{\frac{1}{2}}$ の値を求める問題です。選択肢の中から正しいものを選びます。

指数累乗根計算
2025/7/13

3次式 $x^3 - 2x^2 - 5x + 6$ を因数分解した結果として正しいものを、選択肢の中から選ぶ問題です。

因数分解3次式因数定理
2025/7/13