添付の図の(1)から(4)それぞれの増減表から作成できるグラフの概形を、aからeから選ぶ問題です。

解析学微分増減表グラフ関数の概形
2025/7/13

1. 問題の内容

添付の図の(1)から(4)それぞれの増減表から作成できるグラフの概形を、aからeから選ぶ問題です。

2. 解き方の手順

(1) の増減表:
xx がある値より小さいとき、f(x)f'(x) は負、f(x)f(x) は減少。
xx がある値より大きいとき、f(x)f'(x) は正、f(x)f(x) は増加。
これは下に凸の放物線に対応します。よって、グラフaが対応します。
(2) の増減表:
xx がある値より小さいとき、f(x)f'(x) は正、f(x)f(x) は増加。
xx がある値より大きいとき、f(x)f'(x) も正、f(x)f(x) は増加。
xx がある値で、f(x)f'(x) の値が小さくなる(例えば0になる)箇所があるはずです。
これは、f(x)0f'(x) \ge 0 のグラフに対応します。よって、グラフbが対応します。
(3) の増減表:
xx がある値より小さいとき、f(x)f'(x) は正、f(x)f(x) は増加。
xx がある値より大きいとき、f(x)f'(x) も正、f(x)f(x) は増加。
xx がある値で、f(x)f'(x) の値が小さくなる(例えば0になる)箇所があるはずです。
これは、f(x)0f'(x) \ge 0 のグラフに対応します。よって、グラフdが対応します。
(4) の増減表:
xx がある値より小さいとき、f(x)f'(x) は負、f(x)f(x) は減少。
xx がある値より大きいとき、f(x)f'(x) も負、f(x)f(x) は減少。
これは常に減少するグラフに対応します。よって、グラフeが対応します。

3. 最終的な答え

(1): a
(2): b
(3): d
(4): e

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