(1) ∣2x−3∣=5 絶対値の中身が正の場合と負の場合で場合分けします。
i) 2x−3≥0 のとき、2x−3=5 となります。 このとき、2x−3=2(4)−3=5≥0 なので、これは解として適切です。 ii) 2x−3<0 のとき、−(2x−3)=5 となります。 −2x+3=5 このとき、2x−3=2(−1)−3=−5<0 なので、これも解として適切です。 (2) ∣−x+4∣>3 絶対値の中身が正の場合と負の場合で場合分けします。
i) −x+4≥0 のとき、−x+4>3 となります。 このとき、−x+4≥0 より x≤4 なので、x<1 と x≤4 を合わせて x<1 です。 ii) −x+4<0 のとき、−(−x+4)>3 となります。 このとき、−x+4<0 より x>4 なので、x>7 と x>4 を合わせて x>7 です。 (3) ∣2x−3∣=4x+3 絶対値の中身が正の場合と負の場合で場合分けします。
i) 2x−3≥0 のとき、2x−3=4x+3 となります。 このとき、2x−3=2(−3)−3=−9<0 なので、これは解として不適です。 ii) 2x−3<0 のとき、−(2x−3)=4x+3 となります。 −2x+3=4x+3 このとき、2x−3=2(0)−3=−3<0 なので、これは解として適切です。 また、4x+3=4(0)+3=3≥0 である必要があるので、これは成り立っています。