2重積分の計算を行うための領域 $D_2$ が $D_2 := \{(x,y); x^2 \leq y \leq x+2\}$ と定義されています。この領域を表す選択肢の中から正しいものを選ぶ問題です。

解析学2重積分積分領域領域の定義不等式
2025/7/13

1. 問題の内容

2重積分の計算を行うための領域 D2D_2D2:={(x,y);x2yx+2}D_2 := \{(x,y); x^2 \leq y \leq x+2\} と定義されています。この領域を表す選択肢の中から正しいものを選ぶ問題です。

2. 解き方の手順

まず、x2=yx^2 = yy=x+2y = x+2 の交点を求めます。
x2=x+2x^2 = x+2 を解くと、
x2x2=0x^2 - x - 2 = 0
(x2)(x+1)=0(x-2)(x+1) = 0
したがって、x=2x = 2 または x=1x = -1 です。
x=2x = 2 のとき、y=22=4y = 2^2 = 4
x=1x = -1 のとき、y=(1)2=1y = (-1)^2 = 1
よって、xx の範囲は 1x2-1 \leq x \leq 2 となります。
また、領域 D2D_2 の定義から、x2yx+2x^2 \leq y \leq x+2 が成り立ちます。

3. 最終的な答え

{(x,y);1x2,x2yx+2}\{(x, y); - 1 \leq x \leq 2, x^2 \leq y \leq x + 2\}

「解析学」の関連問題

次の2つの方程式で表される陰関数の微分 $\frac{dy}{dx}$ を求める。 (1) $\frac{x^2}{a^2} - \frac{y^2}{b^2} = 1$ (2) $e^{x+y} -...

微分陰関数微分法
2025/7/13

与えられた陰関数に対して、その微分を求める問題です。具体的には、$e^{x+y} - x^2y^2 = 0$ の陰関数 $y(x)$ の導関数 $\frac{dy}{dx}$ を求めます。

陰関数微分導関数合成関数の微分積の微分
2025/7/13

問題文は、陰関数とはどのようなものか、曲面 $z = f(x, y)$を用いて説明せよ、というものです。

陰関数曲面多変数関数微分積分
2025/7/13

$z = \log \sqrt{x^2 + y^2} = \frac{1}{2} \log (x^2 + y^2)$ であり、$x = e^u \cos v$、$y = e^u \sin v$ のとき...

偏微分合成関数の微分対数関数
2025/7/13

$f: \mathbb{R}^2 \rightarrow \mathbb{R}$ が $C^1$ 級関数であり、ある $M_1 > 0$, $M_2 > 0$ が存在して、任意の $(x, y) \i...

多変数関数偏微分平均値の定理Cauchy-Schwarzの不等式
2025/7/13

与えられた問題は以下の通りです。 (1) 関数 $y = \sin(\cos x)$ の導関数 $\frac{dy}{dx}$ を $x$ で表す。 (2) 関数 $y = (x+1)\sqrt{2x...

導関数極限複素数
2025/7/13

2点 $P, Q \in \mathbb{R}^2$ および $r_1 > 0, r_2 > 0$ に対して、もし $|P - Q| > r_1 + r_2$ ならば、$U_{r_1}(P) \cap...

開円盤三角不等式集合距離
2025/7/13

与えられた級数 $\sum_{k=1}^{n} \left(-\frac{1}{3}\right)^k$ の和を求めます。

級数等比数列無限級数
2025/7/13

曲線 $y = x^3 + 5x$ 上の点 $(1, 1)$ から引かれた接線の方程式と接点の座標を求める問題です。ただし、与えられた点(1, 1)は曲線上にありません。曲線上の点から引かれる接線では...

微分接線導関数方程式
2025/7/13

関数 $z = ax^2 - bxy + cy^2$ の2階の偏導関数、つまり $\frac{\partial^2 z}{\partial x^2}$, $\frac{\partial^2 z}{\p...

偏微分2階偏導関数多変数関数
2025/7/13