数列 $\{a_n\}$ の一般項が $a_n = -5n - 10$ で与えられているとき、この数列の初項と公差を求める。

代数学数列等差数列一般項初項公差
2025/7/13

1. 問題の内容

数列 {an}\{a_n\} の一般項が an=5n10a_n = -5n - 10 で与えられているとき、この数列の初項と公差を求める。

2. 解き方の手順

まず、初項 a1a_1 を求める。n=1n=1 を一般項の式に代入する。
a1=5(1)10=510=15a_1 = -5(1) - 10 = -5 - 10 = -15
次に、公差 dd を求める。等差数列の公差は、隣り合う項の差で求められる。したがって、a2a1a_2 - a_1 を計算する。
a2=5(2)10=1010=20a_2 = -5(2) - 10 = -10 - 10 = -20
d=a2a1=20(15)=20+15=5d = a_2 - a_1 = -20 - (-15) = -20 + 15 = -5
もしくは、一般項 an=5n10a_n = -5n - 10an=5n+(10)a_n = -5n + (-10) と書き換えられる。
これは等差数列の一般項の公式 an=dn+(a1d)a_n = dn + (a_1 - d) と比較すると、d=5d = -5 であることがわかる。

3. 最終的な答え

初項: -15
公差: -5