黒球5個と青球4個の合計9個の球が入っている袋から、一度に2個の球を取り出すとき、2個とも青球である確率を求める問題です。

確率論・統計学確率組み合わせ場合の数
2025/7/13

1. 問題の内容

黒球5個と青球4個の合計9個の球が入っている袋から、一度に2個の球を取り出すとき、2個とも青球である確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、9個の球から2個の球を取り出す場合の数を計算します。これは組み合わせの問題なので、9C2_9C_2 で計算できます。
9C2=9!2!(92)!=9!2!7!=9×82×1=36 _9C_2 = \frac{9!}{2!(9-2)!} = \frac{9!}{2!7!} = \frac{9 \times 8}{2 \times 1} = 36
したがって、9個の球から2個の球を取り出す方法は36通りあります。
次に、2個とも青球になる場合の数を計算します。4個の青球から2個の球を取り出す組み合わせを考えるので、4C2_4C_2 で計算できます。
4C2=4!2!(42)!=4!2!2!=4×32×1=6 _4C_2 = \frac{4!}{2!(4-2)!} = \frac{4!}{2!2!} = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6
したがって、2個とも青球になる取り出し方は6通りあります。
求める確率は、2個とも青球になる場合の数を、9個から2個を取り出す場合の数で割ることで求められます。
確率=2個とも青球になる場合の数9個から2個を取り出す場合の数=636=16 \text{確率} = \frac{\text{2個とも青球になる場合の数}}{\text{9個から2個を取り出す場合の数}} = \frac{6}{36} = \frac{1}{6}

3. 最終的な答え

9個の球から2個の球を取り出す方法は、9C2=36_9C_2 = 36 通り。
2個とも青球になる取り出し方は、4C2=6_4C_2 = 6 通り。
よって、求める確率は 636=16\frac{6}{36} = \frac{1}{6} です。

「確率論・統計学」の関連問題

6人の人物P, Q, R, S, T, Uをくじ引きで3人ずつ赤組と白組に分ける。このとき、PとQがどちらも白組になる確率を求める。

確率組み合わせ場合の数
2025/7/18

1個のサイコロを5回投げるとき、以下の確率を求めよ。 (1) 1,2,3,5回目に素数の目が出て、4回目に素数でない目が出る確率 (2) 素数の目がちょうど4回出る確率 (3) 素数の目が4回以上出る...

確率サイコロ二項分布組み合わせ
2025/7/18

11種類の玉を、Aに8個、Bに2個、Cに1個となるように3つのグループに分ける場合の数を求める問題です。

組み合わせ場合の数順列
2025/7/18

A, B, C 3つの箱があり、Aには区別できる赤玉4個と白玉4個、Bには区別できる9個の玉、Cには区別できる8個の玉が入っている。Aから赤玉を引いた場合、次にBから2個の玉を取り出し、Aから白玉を引...

組み合わせ確率場合の数数え上げ
2025/7/18

A, B, C の3つの箱に玉が入っている。A には区別できる赤玉が3個、白玉が5個入っている。B には7個、C には8個の玉が入っている。A から赤玉を引いた場合、次に B から2個の玉を取り出す。...

組み合わせ場合の数確率
2025/7/18

1から9までの数字が書かれたカードが1枚ずつあります。箱Aには異なる7個の玉が、箱Bには異なる10個の玉が入っています。カードを引いて、4以下の数字が出たら箱Aから3個の玉を取り出し、5以上の数字が出...

組み合わせ確率場合の数順列
2025/7/18

1から9までの数字が書かれたカードがそれぞれ1枚ずつある。Aの箱には異なる種類の玉がそれぞれ12個ずつ入っており、Bの箱には異なる種類の玉がそれぞれ9個ずつ入っている。カードを1枚引き、引いたカードが...

組み合わせ確率場合の数組合せ
2025/7/18

9人を3人、5人、1人のグループに分ける分け方は全部で何通りあるかを求める問題です。

組み合わせ順列場合の数
2025/7/18

5人、4人、3人のグループがそれぞれある。各グループから2人ずつ選ぶとき、選び方は全部で何通りあるか。

組み合わせ場合の数組み合わせの公式
2025/7/18

全部で15種類のカードがあり、箱Aには5種類、箱Bには4種類、箱Cには6種類のカードが入っています。各箱から3枚ずつカードを取り出すとき、取り出し方は全部で何通りあるかを求める問題です。

組み合わせ場合の数組合せ
2025/7/18