まず、与えられたグラフの特徴を把握します。
* グラフはθ=0のときy=−1/2である。 * グラフはθ=π/3のときy=1である。 * グラフはθ=5π/6のときy=−1である。 これらの情報をもとに、各選択肢の関数にθ=0,π/3,5π/6を代入し、グラフと一致するかどうかを判断します。 ① y=sin(θ+32π) θ=0のとき y=sin(32π)=23 θ=π/3のとき y=sin(π)=0 θ=5π/6のとき y=sin(23π)=−1 これはグラフと一致しない。
② y=cos(θ+35π) θ=0のとき y=cos(35π)=21 θ=π/3のとき y=cos(2π)=1 θ=5π/6のとき y=cos(35π+65π)=cos(25π)=0 これはグラフと一致しない。
③ y=sin(−θ+34π) θ=0のとき y=sin(34π)=−23 θ=π/3のとき y=sin(π)=0 θ=5π/6のとき y=sin(−65π+68π)=sin(2π)=1 これはグラフと一致しない。
④ y=−cos(θ+32π) θ=0のとき y=−cos(32π)=−(−21)=21 θ=π/3のとき y=−cos(π)=−(−1)=1 θ=5π/6のとき y=−cos(23π)=0 これはグラフと一致しない。
⑤ y=−sin(θ−6π) θ=0のとき y=−sin(−6π)=−(−21)=21 θ=π/3のとき y=−sin(6π)=−21 θ=5π/6のとき y=−sin(64π)=−sin(32π)=−23 これはグラフと一致しない。
⑥ y=cos(θ−35π) θ=0のとき y=cos(−35π)=cos(35π)=21 θ=π/3のとき y=cos(3π−35π)=cos(−34π)=cos(34π)=−21 θ=5π/6のとき y=cos(65π−610π)=cos(−65π)=cos(65π)=−23 これはグラフと一致しない。
⑦ y=−sin(−θ−6π) y=sin(θ+6π) θ=0のとき y=sin(6π)=21 θ=π/3のとき y=sin(2π)=1 θ=5π/6のとき y=sin(π)=0 これはグラフと一致しない。
⑧ y=−cos(−θ+34π) y=−cos(θ−34π) θ=0のとき y=−cos(−34π)=−cos(34π)=−(−21)=21 θ=π/3のとき y=−cos(−π)=−(−1)=1 θ=5π/6のとき y=−cos(−2π)=0 これはグラフと一致しない。
ここで、y=−cos(θ) のグラフはθ=0のときy=−1であることに注目します。選択肢の中で−cosの形をしているものに着目し、平行移動を考慮すると、与えられたグラフと一致する可能性があります。 与えられたグラフを y=−cos(x) のグラフを平行移動したものとして考えると、y=−cos(θ+c)の形をしていると考えられます。 θ=π/3 でy=1となるので、y=−cos(π/3+c)=1となります。 cos(π/3+c)=−1となるので、π/3+c=π, c=2π/3となります。 よって、y=−cos(θ+32π)が候補となります。これが選択肢④です。 θ=0のとき y=−cos(2π/3)=1/2となり、θ=5π/6のときy=−cos(3π/2)=0となり、グラフと一致しません。 もう一つの可能性として、y=cos(x)のグラフを上下反転させ、平行移動させたものとして考えます。y=−cos(θ+c)の形を検討します。θ=0のときy=−1/2なので、y=−cos(c)=−1/2となります。cos(c)=1/2なので、c=±π/3です。 θ=π/3でy=1なので、y=−cos(π/3+c)=1となります。cos(π/3+c)=−1より、π/3+c=πとなるので、c=2π/3です。このとき、y=−cos(θ+2π/3)となります。 グラフは一致しません。
−sin(θ−π/6) はtheta=0 のとき1/2です。theta=5π/6のとき−sin(2π/3)=−3/2 です。一致しません。 与えられたグラフは、y = cos(x) をy軸方向に反転させ、x軸方向に平行移動し、y軸方向に平行移動させたものです。
したがって、上記の選択肢には答えがありません。