拡大行列 (A∣E3) を作り、基本変形を行って (E3∣A−1) の形に変形します。ここで、E3は3次の単位行列です。 (A∣E3)=1−112101−23100010001 1行目を基準に、2行目に1行目を足し、3行目から1行目を引きます。
10023−21−1211−1010001 2行目を3で割ります。
10021−21−312131−10310001 2行目を基準に、1行目から2行目の2倍を引き、3行目に2行目の2倍を足します。
10001035−31343131−31−323132001 3行目を43倍します。 10001035−3113131−41−3231210043 3行目を基準に、1行目から3行目の35倍を引き、2行目に3行目の31倍を足します。 1000100014341−41−232121−454143 よって、逆行列は
A−1=4341−41−232121−454143=4131−1−622−513