問題は、以下の2つの関数を微分することです。$a$ と $b$ は定数です。 (1) $s = 3t^2 - 4t + 2$ (2) $f(t) = at^3 + bt^2$

解析学微分関数の微分導関数
2025/7/14

1. 問題の内容

問題は、以下の2つの関数を微分することです。aabb は定数です。
(1) s=3t24t+2s = 3t^2 - 4t + 2
(2) f(t)=at3+bt2f(t) = at^3 + bt^2

2. 解き方の手順

(1) s=3t24t+2s = 3t^2 - 4t + 2tt で微分します。
tnt^n の微分は ntn1nt^{n-1} であることを利用します。
定数の微分は0です。
したがって、
dsdt=ddt(3t2)ddt(4t)+ddt(2)\frac{ds}{dt} = \frac{d}{dt}(3t^2) - \frac{d}{dt}(4t) + \frac{d}{dt}(2)
=32t2141t11+0= 3 \cdot 2t^{2-1} - 4 \cdot 1t^{1-1} + 0
=6t4= 6t - 4
(2) f(t)=at3+bt2f(t) = at^3 + bt^2tt で微分します。
aabb は定数であることに注意します。
ddt(f(t))=ddt(at3)+ddt(bt2)\frac{d}{dt}(f(t)) = \frac{d}{dt}(at^3) + \frac{d}{dt}(bt^2)
=a3t31+b2t21= a \cdot 3t^{3-1} + b \cdot 2t^{2-1}
=3at2+2bt= 3at^2 + 2bt

3. 最終的な答え

(1) dsdt=6t4\frac{ds}{dt} = 6t - 4
(2) ddtf(t)=3at2+2bt\frac{d}{dt}f(t) = 3at^2 + 2bt

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