点 $(-2, 1)$ と直線 $3x - 2y + 5 = 0$ の距離 $d$ を求める。

幾何学点と直線の距離三角形の面積直線座標
2025/7/14
はい、承知いたしました。画像に記載されている3つの問題について、それぞれ解答を以下に示します。
**問題3-12 (1)**

1. 問題の内容

(2,1)(-2, 1) と直線 3x2y+5=03x - 2y + 5 = 0 の距離 dd を求める。

2. 解き方の手順

点と直線の距離の公式を用いる。点 (x0,y0)(x_0, y_0) と直線 ax+by+c=0ax + by + c = 0 の距離 dd は、
d=ax0+by0+ca2+b2d = \frac{|ax_0 + by_0 + c|}{\sqrt{a^2 + b^2}}
で与えられる。
この問題では、(x0,y0)=(2,1)(x_0, y_0) = (-2, 1), a=3a = 3, b=2b = -2, c=5c = 5 であるから、
d=3(2)2(1)+532+(2)2=62+59+4=313=313d = \frac{|3(-2) - 2(1) + 5|}{\sqrt{3^2 + (-2)^2}} = \frac{|-6 - 2 + 5|}{\sqrt{9 + 4}} = \frac{|-3|}{\sqrt{13}} = \frac{3}{\sqrt{13}}
分母を有理化すると、
d=31313d = \frac{3\sqrt{13}}{13}

3. 最終的な答え

d=31313d = \frac{3\sqrt{13}}{13}
**問題3-12 (2)**

1. 問題の内容

原点 OO から直線 3xy=53x - y = 5 に下ろした垂線 OHOH の長さを求める。

2. 解き方の手順

点と直線の距離の公式を用いる。原点の座標は (0,0)(0, 0) なので、(x0,y0)=(0,0)(x_0, y_0) = (0, 0)
直線は 3xy5=03x - y - 5 = 0 と書き直せるので、a=3a = 3, b=1b = -1, c=5c = -5 である。
したがって、
OH=3(0)1(0)532+(1)2=59+1=510OH = \frac{|3(0) - 1(0) - 5|}{\sqrt{3^2 + (-1)^2}} = \frac{|-5|}{\sqrt{9 + 1}} = \frac{5}{\sqrt{10}}
分母を有理化すると、
OH=51010=102OH = \frac{5\sqrt{10}}{10} = \frac{\sqrt{10}}{2}

3. 最終的な答え

OH=102OH = \frac{\sqrt{10}}{2}
**問題3-13**

1. 問題の内容

3点 A(1,1),B(3,7),C(3,1)A(1, 1), B(3, 7), C(-3, -1) を頂点とする ABC\triangle ABC の面積を求める。

2. 解き方の手順

三角形の面積の公式(ヘロンの公式、もしくは座標を用いた公式)を用いる。ここでは、座標を用いた公式を利用する。
ABC=12(xA(yByC)+xB(yCyA)+xC(yAyB))\triangle ABC = \frac{1}{2} |(x_A(y_B - y_C) + x_B(y_C - y_A) + x_C(y_A - y_B))|
ここに、A(1,1),B(3,7),C(3,1)A(1, 1), B(3, 7), C(-3, -1) を代入すると、
ABC=12(1(7(1))+3(11)+(3)(17))\triangle ABC = \frac{1}{2} |(1(7 - (-1)) + 3(-1 - 1) + (-3)(1 - 7))|
=12(1(8)+3(2)+(3)(6))= \frac{1}{2} |(1(8) + 3(-2) + (-3)(-6))|
=12(86+18)= \frac{1}{2} |(8 - 6 + 18)|
=1220=10= \frac{1}{2} |20| = 10

3. 最終的な答え

ABC=10\triangle ABC = 10
**問題3-14**

1. 問題の内容

直線 (k4)x+(k+2)y+k+5=0(k - 4)x + (k + 2)y + k + 5 = 0 は、kk の値に関係なく定点を通る。その定点の座標を求める。

2. 解き方の手順

与えられた式を kk について整理する。
(k4)x+(k+2)y+k+5=0(k - 4)x + (k + 2)y + k + 5 = 0
kx4x+ky+2y+k+5=0kx - 4x + ky + 2y + k + 5 = 0
k(x+y+1)4x+2y+5=0k(x + y + 1) - 4x + 2y + 5 = 0
この式が kk の値に関わらず成り立つためには、次の2式が同時に成り立つ必要がある。
x+y+1=0x + y + 1 = 0
4x+2y+5=0-4x + 2y + 5 = 0
この連立方程式を解く。
x+y=1x + y = -1 より、 y=x1y = -x - 1
これを 4x+2y+5=0-4x + 2y + 5 = 0 に代入すると、
4x+2(x1)+5=0-4x + 2(-x - 1) + 5 = 0
4x2x2+5=0-4x - 2x - 2 + 5 = 0
6x+3=0-6x + 3 = 0
6x=36x = 3
x=12x = \frac{1}{2}
y=x1=121=32y = -x - 1 = -\frac{1}{2} - 1 = -\frac{3}{2}
したがって、定点の座標は (12,32)(\frac{1}{2}, -\frac{3}{2}) である。

3. 最終的な答え

(12,32)(\frac{1}{2}, -\frac{3}{2})

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