箱の中に白いボールが2個、赤いボールが8個入っています。この箱から同時に2個のボールを取り出すとき、取り出した2個のボールが白と赤である確率を求めます。

確率論・統計学確率組み合わせボール場合の数
2025/7/14
## 問12

1. 問題の内容

箱の中に白いボールが2個、赤いボールが8個入っています。この箱から同時に2個のボールを取り出すとき、取り出した2個のボールが白と赤である確率を求めます。

2. 解き方の手順

まず、2個のボールの取り出し方の総数を計算します。次に、取り出したボールが白と赤になる場合の数を計算します。最後に、確率を計算します。
* 2個のボールの取り出し方の総数:
箱には合計10個のボールが入っているので、2個のボールを取り出す組み合わせの総数は、組み合わせの公式を使って計算できます。
10C2=10!2!(102)!=10×92×1=45_{10}C_2 = \frac{10!}{2!(10-2)!} = \frac{10 \times 9}{2 \times 1} = 45
* 取り出したボールが白と赤になる場合の数:
白いボールを1個選び、赤いボールを1個選ぶ組み合わせの数を計算します。
白いボールの選び方は2通り、赤いボールの選び方は8通りなので、白と赤のボールを選ぶ組み合わせの数は、2 \* 8 = 16通りです。
* 確率の計算:
求める確率は、白と赤のボールを取り出す場合の数を、2個のボールの取り出し方の総数で割ることで求められます。
P(白と赤)=白と赤の組み合わせ組み合わせの総数=1645P(\text{白と赤}) = \frac{\text{白と赤の組み合わせ}}{\text{組み合わせの総数}} = \frac{16}{45}

3. 最終的な答え

1645\frac{16}{45}

「確率論・統計学」の関連問題

M中学校のテニス部の部員21人の身長データが与えられています。このデータを用いて、以下の問いに答えます。 (1) 最小値、最大値、四分位数を求め、表にまとめます。 (2) 範囲を求めます。 (3) 四...

データの分析四分位数範囲箱ひげ図中央値最大値最小値
2025/7/15

この問題は、確率に関する3つの小問から構成されています。 (1) ウミガメ遭遇ツアーの過去のデータから、遭遇確率を求める。 (2) 1から18の数字が書かれたカードから1枚選ぶとき、偶数または5の倍数...

確率組み合わせ事象期待値
2025/7/15

Cさんがボウリングを30ゲーム行ったところ、1ゲームにおけるストライクの回数が4回未満だったゲームが合計12ゲームあった。AさんとCさんのどちらが、ストライクの回数が4回未満の累積相対度数が大きいかを...

相対度数累積相対度数確率統計
2025/7/15

AさんとBさんの2人が20ゲームずつボウリングをしたときの、1ゲームごとのストライクの回数を記録した度数分布表が与えられています。 Aさんのストライク回数の中央値または最頻値を考え、次のゲームでより多...

度数分布中央値最頻値統計分析
2025/7/15

K中学校のサッカー部員43人の20mシャトルランの記録をヒストグラムで表した図を見て、以下の2つの問題に答えます。 (1) 中央値がふくまれる階級を答える。 (2) 記録が120回以上の部員の割合が2...

ヒストグラム中央値割合データ分析
2025/7/15

男子8人、女子7人の中から、男子3人、女子2人の委員を選ぶ方法は何通りあるか。

組み合わせ場合の数組み合わせの公式
2025/7/15

以下の確率問題を解きます。 (1) 大小2つのサイコロを投げて、少なくとも1つは4以下の目が出る確率 (2) 1枚のコインを繰り返し投げ、2回連続で表が出たら終了となるゲームが、3回以内で終了する確率...

確率サイコロコイン条件付き確率
2025/7/15

1から6の番号が振られた円卓にA, B, C, Dの4人が座る時、座り方は何通りあるかを求める問題です。

順列円順列場合の数組み合わせ
2025/7/15

問題は2つあります。 (1) ストライクの回数の中央値または最頻値を比べて、次にゲームをする際にAさんとBさんのどちらがより多くストライクを取りそうかを答える問題です。中央値がふくまれる階級または最頻...

中央値最頻値度数分布累積相対度数統計的推測
2025/7/15

問題は2つのパートに分かれています。 パート1は10人のゲーム参加者の得点に関するもので、範囲、平均値、中央値、最頻値を求める問題です。 パート2は度数分布表に関するもので、相対度数、累積度数、累積相...

データの分析範囲平均値中央値最頻値度数分布表相対度数累積度数ヒストグラム度数分布多角形
2025/7/15