直線 $l: y = \frac{1}{2}x + 1$ と直線 $m: y = -x + 4$ が与えられています。 (1) 直線 $l$ と直線 $m$ の交点 A の座標を求める問題です。 (2) 直線 $m$ 上の点 B の $x$ 座標が 10 であるとき、点 B を通り y 軸に平行な直線と直線 $l$ との交点を C とします。直線 $m$ と x 軸との交点を D とするとき、三角形 ABC の面積を求める問題です。

幾何学直線交点三角形の面積座標平面
2025/7/14

1. 問題の内容

直線 l:y=12x+1l: y = \frac{1}{2}x + 1 と直線 m:y=x+4m: y = -x + 4 が与えられています。
(1) 直線 ll と直線 mm の交点 A の座標を求める問題です。
(2) 直線 mm 上の点 B の xx 座標が 10 であるとき、点 B を通り y 軸に平行な直線と直線 ll との交点を C とします。直線 mm と x 軸との交点を D とするとき、三角形 ABC の面積を求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) 点 A の座標を求める
点 A は直線 ll と直線 mm の交点なので、連立方程式
\begin{cases}
y = \frac{1}{2}x + 1 \\
y = -x + 4
\end{cases}
を解きます。
12x+1=x+4\frac{1}{2}x + 1 = -x + 4
32x=3\frac{3}{2}x = 3
x=2x = 2
y=2+4=2y = -2 + 4 = 2
したがって、点 A の座標は (2, 2) です。
(2) 点 B の座標を求める
点 B は直線 mm 上にあり、xx 座標が 10 なので、y=10+4=6y = -10 + 4 = -6
したがって、点 B の座標は (10, -6) です。
(3) 点 C の座標を求める
点 C は点 B を通り y 軸に平行な直線と直線 ll との交点なので、xx 座標は 10 です。
直線 ll の方程式に x=10x = 10 を代入すると、y=12(10)+1=5+1=6y = \frac{1}{2}(10) + 1 = 5 + 1 = 6
したがって、点 C の座標は (10, 6) です。
(4) 点 D の座標を求める
点 D は直線 mm と x 軸との交点なので、y=0y = 0
0=x+40 = -x + 4 より x=4x = 4
したがって、点 D の座標は (4, 0) です。
(5) 三角形 ABC の面積を求める
点 A (2, 2), 点 B (10, -6), 点 C (10, 6) です。
線分 BC は y 軸に平行なので、三角形 ABC の底辺を BC とすると、BC の長さは 6(6)=126 - (-6) = 12 です。
三角形 ABC の高さは、点 A から直線 BC までの距離なので、102=810 - 2 = 8 です。
したがって、三角形 ABC の面積は 12×12×8=48\frac{1}{2} \times 12 \times 8 = 48 です。

3. 最終的な答え

(1) 点 A の座標: (2, 2)
(2) 三角形 ABC の面積: 48

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