部活動でTシャツを作るために、A社とB社の料金を比較する問題です。 (1) B社の代金 $y$ を $x$ の式で表し、グラフを描く。 (2) 30枚以上注文するとき、A社とB社のどちらが安いかを判断し、その理由を説明する。

代数学一次関数グラフ料金比較方程式数量関係
2025/7/14

1. 問題の内容

部活動でTシャツを作るために、A社とB社の料金を比較する問題です。
(1) B社の代金 yyxx の式で表し、グラフを描く。
(2) 30枚以上注文するとき、A社とB社のどちらが安いかを判断し、その理由を説明する。

2. 解き方の手順

(1) B社の代金を yyxx の式で表す。
 - A社とB社は25枚注文した時の代金が等しいことから、B社の1枚あたりの値段 aa を求める。A社の代金は、基本料金8500円 + (1枚の値段760円) * (注文枚数) で計算できる。B社の代金は、基本料金12500円 + (1枚の値段 aa 円) * (注文枚数) で計算できる。
 - 25枚注文時のA社の代金は 8500+760×25=8500+19000=275008500 + 760 \times 25 = 8500 + 19000 = 27500 円。
 - 25枚注文時のB社の代金も27500円なので、 12500+a×25=2750012500 + a \times 25 = 27500 という式が成り立つ。
 - a×25=2750012500=15000a \times 25 = 27500 - 12500 = 15000 より、a=1500025=600a = \frac{15000}{25} = 600 円。
 - よって、B社の代金 yyy=12500+600xy = 12500 + 600x で表される。
 - B社のグラフを上の図に書く。グラフは y=12500+600xy = 12500 + 600x の直線。
  - x=0x=0 のとき、y=12500y = 12500
  - x=25x=25 のとき、y=27500y = 27500 (A社とB社の代金が等しくなる点)
- これらの点を結ぶ直線をグラフに描く。
(2) 30枚以上注文するとき、A社とB社のどちらが安いか判断する。
 - 30枚注文時のA社の代金は 8500+760×30=8500+22800=313008500 + 760 \times 30 = 8500 + 22800 = 31300 円。
 - 30枚注文時のB社の代金は 12500+600×30=12500+18000=3050012500 + 600 \times 30 = 12500 + 18000 = 30500 円。
 - 30枚注文した場合、B社の方が安い。
- グラフを見ると、25枚以上では、A社のグラフよりもB社のグラフの方が下にあるため、B社の方が安い。

3. 最終的な答え

(1) y=12500+600xy = 12500 + 600x (グラフは省略)
(2) B社
(理由) 30枚注文した場合、A社は31300円、B社は30500円となり、B社の方が安い。また、25枚を超えるとB社の方が1枚あたりの値段が安いため、注文枚数が多くなるほどB社の方がお得になる。

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