$k$が定数のとき、2次方程式 $x^2 - 4x + k + 5 = 0$ の実数解の個数を調べる問題です。

代数学二次方程式判別式実数解
2025/7/14

1. 問題の内容

kkが定数のとき、2次方程式 x24x+k+5=0x^2 - 4x + k + 5 = 0 の実数解の個数を調べる問題です。

2. 解き方の手順

2次方程式の実数解の個数は判別式DDを用いることで判別できます。
D>0D > 0のとき実数解は2個、
D=0D = 0のとき実数解は1個、
D<0D < 0のとき実数解は0個です。
与えられた2次方程式 x24x+k+5=0x^2 - 4x + k + 5 = 0 の判別式 DD は、
D=(4)24(1)(k+5)=164k20=4k4D = (-4)^2 - 4(1)(k+5) = 16 - 4k - 20 = -4k - 4
となります。
したがって、
D>0D > 0 のとき、4k4>0-4k - 4 > 0 より k<1k < -1。このとき、実数解は2個。
D=0D = 0 のとき、4k4=0-4k - 4 = 0 より k=1k = -1。このとき、実数解は1個。
D<0D < 0 のとき、4k4<0-4k - 4 < 0 より k>1k > -1。このとき、実数解は0個。

3. 最終的な答え

k<1k < -1 のとき、実数解は2個
k=1k = -1 のとき、実数解は1個
k>1k > -1 のとき、実数解は0個

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