画像の問題(10)は、PからQまで最短経路で行く方法について、以下の4つの場合について通り数を求める問題です。 (1) 総数 (2) Rを通る経路 (3) R, Sをともに通る経路 (4) x印の箇所を通らない経路
2025/7/14
1. 問題の内容
画像の問題(10)は、PからQまで最短経路で行く方法について、以下の4つの場合について通り数を求める問題です。
(1) 総数
(2) Rを通る経路
(3) R, Sをともに通る経路
(4) x印の箇所を通らない経路
2. 解き方の手順
(1) 総数:
PからQへ行くためには、右に5回、上に4回移動する必要があります。したがって、合計9回の移動のうち、右への移動を5回選ぶ組み合わせの数を求めます。これは組み合わせの式で表すことができます。
(2) Rを通る経路:
PからRへ行く経路数と、RからQへ行く経路数をそれぞれ計算し、それらを掛け合わせます。
PからRへは、右に2回、上に1回移動する必要があります。
RからQへは、右に3回、上に3回移動する必要があります。
したがって、Rを通る経路の総数は
(3) R, Sをともに通る経路:
PからRへ行く経路数、RからSへ行く経路数、SからQへ行く経路数をそれぞれ計算し、それらを掛け合わせます。
PからRへの経路数は(2)より3通り。
RからSへは、右に1回、上に1回移動する必要があります。
SからQへは、右に2回、上に2回移動する必要があります。
したがって、R, Sをともに通る経路の総数は
(4) ×印の箇所を通らない経路:
まず、x印の箇所をXとします。
PからQへの総経路数から、X印の箇所を通る経路数を引くことで求めます。
PからXまでの経路数は、右に3回、上に2回移動する必要があるので、
XからQまでの経路数は、右に2回、上に2回移動する必要があるので、
X印を通る経路数は
x印の箇所を通らない経路は、総経路数からX印の箇所を通る経路数を引くことで求められるので、
3. 最終的な答え
(1) 総数: 126通り
(2) Rを通る経路: 60通り
(3) R, Sをともに通る経路: 36通り
(4) ×印の箇所を通らない経路: 66通り