はい、承知しました。問題を解いていきます。
1. 問題の内容
データサイエンス基礎数理の第2回に関する問題です。内容は、進数変換、集合演算、条件の否定、命題の真偽判定です。
2. 解き方の手順
1. 進数変換
(1) を10進法で表します。
(2) を10進法で表します。
2. 10進法から2進法への変換
(1) 13を2進法で表します。
よって、
(2) 110を2進法で表します。
よって、
3. 集合演算
(1) を求めます。これは、全体集合UからAの要素を取り除いたものです。
(2) を求めます。これは、AとBの両方に含まれる要素の集合です。
(3) を求めます。これは、AまたはBに含まれる要素の集合です。
4. 要素の個数
(1) を求めます。これは、Aの補集合の要素の個数です。
(2) を求めます。
(3) を求めます。
5. 条件の否定
(1) の否定は、 となります。
これは、 となります。
(2) の否定は、 となります。
これは、 となります。
6. 命題の真偽
(1)
のとき、 なので、命題は真です。
逆命題は、
より、 なので、逆命題は偽です。
(2)
のとき、 は真ですが、 は偽なので、命題は偽です。
逆命題は、
ならば必ず なので、逆命題は真です。
(3) x, yはともに偶数 ⇒ x+y, xyはともに偶数(ただし、x、yは整数であるとする。)
(a,bは整数)とすると、であり、なので、はともに偶数。よって、命題は真です。
逆命題は、はともに偶数 ⇒ x, yはともに偶数
これは偽です。例えば、とすると、で、が奇数となり条件に反するケースもあるが、例えば, のとき (偶数)となるが、とはともに偶数ではない。の場合、となりどちらも偶数となり、元の命題が成り立つので、逆命題は偽である。