10人を以下の条件で組分けする方法が何通りあるか求める問題です。 (1) 3人と7人の2組に分ける。 (2) 5人ずつA, Bの2組に分ける。 (3) 5人ずつの2組に分ける。 (4) 5人、3人、2人の3組に分ける。
2025/7/23
1. 問題の内容
10人を以下の条件で組分けする方法が何通りあるか求める問題です。
(1) 3人と7人の2組に分ける。
(2) 5人ずつA, Bの2組に分ける。
(3) 5人ずつの2組に分ける。
(4) 5人、3人、2人の3組に分ける。
2. 解き方の手順
(1) 3人と7人の2組に分ける場合
10人から3人を選ぶ組み合わせを考えれば良いので、組み合わせの公式を用います。
{}_{10}C_3 = \frac{10!}{3!7!} = \frac{10 \times 9 \times 8}{3 \times 2 \times 1} = 10 \times 3 \times 4 = 120
(2) 5人ずつA, Bの2組に分ける場合
10人からA組の5人を選ぶ組み合わせを考えます。残りの5人がB組になります。
{}_{10}C_5 = \frac{10!}{5!5!} = \frac{10 \times 9 \times 8 \times 7 \times 6}{5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1} = 2 \times 9 \times 2 \times 7 = 252
(3) 5人ずつの2組に分ける場合
(2)と同様に10人から5人を選ぶ組み合わせを考えますが、A, Bの区別がないので、2で割る必要があります。
\frac{{}_{10}C_5}{2} = \frac{252}{2} = 126
(4) 5人、3人、2人の3組に分ける場合
まず10人から5人を選び、次に残りの5人から3人を選び、最後に残りの2人から2人を選ぶ組み合わせを考えます。
{}_{10}C_5 \times {}_5C_3 \times {}_2C_2 = \frac{10!}{5!5!} \times \frac{5!}{3!2!} \times \frac{2!}{2!0!} = 252 \times 10 \times 1 = 2520
3. 最終的な答え
(1) 120通り
(2) 252通り
(3) 126通り
(4) 2520通り