三角形ABCがあり、$AB = 7\sqrt{3}$ かつ $\angle ACB = 60^\circ$ である。この三角形の外接円Oの半径を求める。次に、点Cを含む弧AB上で点Pを動かすとき、以下の2つの問いに答える。 (1) $2PA = 3PB$ となるようなPAの値を求める。 (2) 三角形PABの面積が最大となるようなPAの値を求める。
2025/7/14
1. 問題の内容
三角形ABCがあり、 かつ である。この三角形の外接円Oの半径を求める。次に、点Cを含む弧AB上で点Pを動かすとき、以下の2つの問いに答える。
(1) となるようなPAの値を求める。
(2) 三角形PABの面積が最大となるようなPAの値を求める。
2. 解き方の手順
(ア) の外接円の半径Rを求める。正弦定理より、
および を代入すると、
であるから、
したがって、外接円の半径は7である。
(1) となるようなPAの値を求める。
余弦定理を用いて、
(円周角の定理)
とおくと、
したがって、
(2) の面積が最大となるのは、点Pが弧ABの中点にあるときである。このとき、PからABへの垂線を下ろすと、垂線の足はABの中点となる。 の面積は、 であり、ABは固定なので、高さを最大にするにはPがABの中点となれば良い。
このとき、 なので、 は正三角形となる。
したがって、
3. 最終的な答え
ア: 7
イ: 3
ウエ: 21
オ: 7
カ: 3