与えられた関数 $y = \frac{(2x+3)^2}{(x-1)^3}$ の微分を求めます。解析学微分商の微分公式連鎖律関数の微分2025/7/141. 問題の内容与えられた関数 y=(2x+3)2(x−1)3y = \frac{(2x+3)^2}{(x-1)^3}y=(x−1)3(2x+3)2 の微分を求めます。2. 解き方の手順商の微分公式を使用します。商の微分公式は、関数 y=u(x)v(x)y = \frac{u(x)}{v(x)}y=v(x)u(x) の微分が y′=u′(x)v(x)−u(x)v′(x)[v(x)]2y' = \frac{u'(x)v(x) - u(x)v'(x)}{[v(x)]^2}y′=[v(x)]2u′(x)v(x)−u(x)v′(x) で与えられるというものです。まず、u(x)=(2x+3)2u(x) = (2x+3)^2u(x)=(2x+3)2 と v(x)=(x−1)3v(x) = (x-1)^3v(x)=(x−1)3 を定義します。次に、u′(x)u'(x)u′(x) と v′(x)v'(x)v′(x) を計算します。u(x)=(2x+3)2u(x) = (2x+3)^2u(x)=(2x+3)2 の微分は、連鎖律を用いて計算します。u′(x)=2(2x+3)⋅2=4(2x+3)=8x+12u'(x) = 2(2x+3) \cdot 2 = 4(2x+3) = 8x + 12u′(x)=2(2x+3)⋅2=4(2x+3)=8x+12v(x)=(x−1)3v(x) = (x-1)^3v(x)=(x−1)3 の微分も、連鎖律を用いて計算します。v′(x)=3(x−1)2⋅1=3(x−1)2v'(x) = 3(x-1)^2 \cdot 1 = 3(x-1)^2v′(x)=3(x−1)2⋅1=3(x−1)2次に、商の微分公式に代入します。y′=(8x+12)(x−1)3−(2x+3)2⋅3(x−1)2(x−1)6y' = \frac{(8x+12)(x-1)^3 - (2x+3)^2 \cdot 3(x-1)^2}{(x-1)^6}y′=(x−1)6(8x+12)(x−1)3−(2x+3)2⋅3(x−1)2(x−1)2(x-1)^2(x−1)2 を共通因子としてくくり出すと、y′=(x−1)2[(8x+12)(x−1)−3(2x+3)2](x−1)6y' = \frac{(x-1)^2 [(8x+12)(x-1) - 3(2x+3)^2]}{(x-1)^6}y′=(x−1)6(x−1)2[(8x+12)(x−1)−3(2x+3)2]y′=(8x+12)(x−1)−3(4x2+12x+9)(x−1)4y' = \frac{(8x+12)(x-1) - 3(4x^2+12x+9)}{(x-1)^4}y′=(x−1)4(8x+12)(x−1)−3(4x2+12x+9)y′=8x2−8x+12x−12−12x2−36x−27(x−1)4y' = \frac{8x^2 - 8x + 12x - 12 - 12x^2 - 36x - 27}{(x-1)^4}y′=(x−1)48x2−8x+12x−12−12x2−36x−27y′=−4x2−32x−39(x−1)4y' = \frac{-4x^2 - 32x - 39}{(x-1)^4}y′=(x−1)4−4x2−32x−393. 最終的な答えy′=−4x2−32x−39(x−1)4y' = \frac{-4x^2 - 32x - 39}{(x-1)^4}y′=(x−1)4−4x2−32x−39