正の実数 $p$ に対して、数列 $\{a_n\}$ が $a_6 - a_2 = p$ と $a_6 + a_2 = \frac{7}{2}p$ を満たす等差数列であるとき、一般項 $a_n$ と $\sum_{n=1}^{60} \frac{1}{\sqrt{a_n} + \sqrt{a_{n+1}}}$ の値を求める。
2025/7/14
## 問題6の解答
1. 問題の内容
正の実数 に対して、数列 が と を満たす等差数列であるとき、一般項 と の値を求める。
2. 解き方の手順
(1) 等差数列の一般項を求める。
- 等差数列の性質から、 ( は公差)と表せる。
- 与えられた条件から なので、 である。
- また、 である。
- を代入すると、 より、 となる。
- これを解くと、 なので、 である。
- よって、一般項 となる。
(2) の値を求める。
- まず、 を有理化する。
-
- 等差数列なので、 である。
- よって、
-
- これは telescoping sum なので、
-
- であり、 である。
- よって、
3. 最終的な答え
(1) 一般項:
(2)