直交座標 $(-2, -2\sqrt{3})$ の点の極座標 $(r, \theta)$ を求める問題です。ただし、$\theta$ の範囲は $0 \le \theta < 2\pi$ とします。

幾何学極座標座標変換三角関数直交座標
2025/7/14

1. 問題の内容

直交座標 (2,23)(-2, -2\sqrt{3}) の点の極座標 (r,θ)(r, \theta) を求める問題です。ただし、θ\theta の範囲は 0θ<2π0 \le \theta < 2\pi とします。

2. 解き方の手順

直交座標 (x,y)(x, y) から極座標 (r,θ)(r, \theta) への変換は以下の式で行います。
r=x2+y2r = \sqrt{x^2 + y^2}
θ=arctan(yx)\theta = \arctan\left(\frac{y}{x}\right)
ただし、θ\theta の象限を考慮する必要があります。
まず、rr を計算します。
r=(2)2+(23)2=4+12=16=4r = \sqrt{(-2)^2 + (-2\sqrt{3})^2} = \sqrt{4 + 12} = \sqrt{16} = 4
次に、θ\theta を計算します。
tanθ=232=3\tan \theta = \frac{-2\sqrt{3}}{-2} = \sqrt{3}
tanθ=3\tan \theta = \sqrt{3} となる θ\theta は、π3\frac{\pi}{3} または 4π3\frac{4\pi}{3} です。
与えられた直交座標 (2,23)(-2, -2\sqrt{3}) は第3象限にあるので、θ\theta4π3\frac{4\pi}{3} です。
したがって、極座標は (4,4π3)(4, \frac{4\pi}{3}) となります。

3. 最終的な答え

(4,4π3)(4, \frac{4\pi}{3})

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