1. 問題の内容
3次方程式 が異なる2つの実数解をもつような の値を求める問題です。
2. 解き方の手順
与えられた3次方程式を とします。
3次方程式が異なる2つの実数解を持つためには、 が極値を持ち、極大値または極小値のどちらかが0になる必要があります。つまり、 が重解を持つ必要があります。
まず、 の導関数を求めます。
となる の値を求めます。
と は の極値を与える の値です。
が異なる2つの実数解を持つためには、 または となる必要があります。
ケース1: のとき
ケース2: のとき
したがって、 の値は 27 または -5 です。