(1)の行列 A=−5−7−2682443 について解く。 ステップ1: 固有値を求める。
特性方程式 ∣A−λI∣=0 を解く。 A−λI=−5−λ−7−268−λ2443−λ ∣A−λI∣=(−5−λ)((8−λ)(3−λ)−8)−6(−7(3−λ)+8)+4(−14+2(8−λ))=0 (−5−λ)(λ2−11λ+16)−6(−13+7λ)+4(2−2λ)=0 −λ3+6λ2+λ−6=0 λ3−6λ2−λ+6=0 (λ−1)(λ−6)(λ+1)=0 固有値は λ1=1,λ2=6,λ3=−1 である。 ステップ2: 固有ベクトルを求める。
各固有値に対して、(A−λI)v=0 を満たす固有ベクトル v を求める。 −6−7−2672442xyz=000 −6x+6y+4z=0⟹−3x+3y+2z=0 −7x+7y+4z=0 −2x+2y+2z=0⟹x=y+z v1=110 を得る。 −11−7−262244−3xyz=000 −11x+6y+4z=0 −7x+2y+4z=0 −2x+2y−3z=0⟹x=y−23z v2=252 を得る。 λ3=−1: −4−7−2692444xyz=000 −4x+6y+4z=0⟹−2x+3y+2z=0 −7x+9y+4z=0 −2x+2y+4z=0⟹−x+y+2z=0⟹x=y+2z v3=−1−21 を得る。 固有ベクトルを列ベクトルとして並べた行列 P を作る。 P=110252−1−21 ステップ4: 対角行列 P−1AP を求める。 P−1AP=10006000−1 となる。 (2)についても行列は同じであるため、同様の手順で解くことができ、同じ結果が得られる。