実数 $x$ が $|x| \le 2$ を満たすとき、$|x+3| - |x-5|$ を簡単にせよ。

代数学絶対値不等式式の計算
2025/7/15

1. 問題の内容

実数 xxx2|x| \le 2 を満たすとき、x+3x5|x+3| - |x-5| を簡単にせよ。

2. 解き方の手順

x2|x| \le 2 より 2x2-2 \le x \le 2 である。
絶対値記号を外すために、x+3x+3x5x-5 の正負を調べる。
x+3x+3 について、x2x \ge -2 なので、x+32+3=1>0x+3 \ge -2+3 = 1 > 0 である。したがって、x+3=x+3|x+3| = x+3 となる。
x5x-5 について、x2x \le 2 なので、x525=3<0x-5 \le 2-5 = -3 < 0 である。したがって、x5=(x5)=x+5|x-5| = -(x-5) = -x+5 となる。
したがって、
x+3x5=(x+3)(x+5)=x+3+x5=2x2|x+3| - |x-5| = (x+3) - (-x+5) = x+3 + x - 5 = 2x - 2 となる。

3. 最終的な答え

2x22x-2

「代数学」の関連問題

関数 $y=2x^2-4ax$ ($0 \leq x \leq 2$) について、以下の問いに答える。 (1) 最小値を求める。 (2) 最大値を求める。

二次関数最大値最小値場合分け平方完成
2025/7/15

数列 $\{a_n\}$ があり、初項が $a_1 = 3$ で、漸化式 $2a_{n+1} - a_n + 2 = 0$ を満たすとき、この数列の一般項 $a_n$ を求めます。

数列漸化式等比数列特性方程式
2025/7/15

$a$ を定数として、以下の2つの不等式を解く問題です。 (1) $ax - 1 > 0$ (2) $x - 2 > 2a - ax$

不等式一次不等式場合分け数式処理
2025/7/15

定数 $a$ を用いて表された2つの不等式を解く問題です。 (1) $ax + 2 > 0$ (2) $ax - 6 > 2x - 3a$

不等式一次不等式場合分け定数
2025/7/15

与えられた6つの二次関数について、それぞれのグラフの軸と頂点を求める問題です。 (1) $y=x^2-4x$ (2) $y=-x^2+3x-2$ (3) $y=2x^2+8x+12$ (4) $y=-...

二次関数平方完成グラフ頂点
2025/7/15

次の2つの2次関数のグラフを書き、それぞれの軸と頂点を求めなさい。 (1) $y = x^2 + 4x + 3$ (2) $y = -2x^2 + 6x - 1$

二次関数グラフ平方完成頂点
2025/7/15

2次関数 $y = -3(x+2)^2 - 4$ のグラフが、2次関数 $y = ax^2$ のグラフをどのように平行移動したものか、また、軸の方程式と頂点の座標を求める問題です。

二次関数グラフ平行移動頂点
2025/7/15

2次関数 $y=2x^2$ のグラフを平行移動して得られる次の3つの2次関数のグラフについて、どのように平行移動したか、また、それぞれのグラフにおける軸と頂点を求める。 (1) $y=2x^2+1$ ...

二次関数グラフの平行移動頂点
2025/7/15

次の2つの関数について、与えられた定義域における値域を求め、最大値と最小値があればそれらを求めます。 (1) $y = -2x + 3$ ($-1 \le x \le 2$) (2) $y = \fr...

一次関数値域最大値最小値
2025/7/15

与えられた関数の定義域における値域を求め、最大値と最小値があればそれらを求める。 (1) $y = x + 2$ ($0 \le x \le 3$) (2) $y = 4 - 2x$ ($-1 \le...

一次関数値域最大値最小値
2025/7/15