与えられた二重根号の式を簡単にし、空欄にあてはまる値を求める問題です。具体的には、以下の2つの式について考えます。 (1) $\sqrt{9 + 2\sqrt{20}} = \sqrt{\boxed{22-1}} + \sqrt{\boxed{22-2}}$ (2) $\sqrt{7 - \sqrt{48}} = \sqrt{\boxed{23-1}} - \sqrt{\boxed{23-2}}$

代数学根号二重根号平方根式の計算
2025/7/15

1. 問題の内容

与えられた二重根号の式を簡単にし、空欄にあてはまる値を求める問題です。具体的には、以下の2つの式について考えます。
(1) 9+220=221+222\sqrt{9 + 2\sqrt{20}} = \sqrt{\boxed{22-1}} + \sqrt{\boxed{22-2}}
(2) 748=231232\sqrt{7 - \sqrt{48}} = \sqrt{\boxed{23-1}} - \sqrt{\boxed{23-2}}

2. 解き方の手順

(1) 9+220\sqrt{9 + 2\sqrt{20}} の簡略化
二重根号 a+2b\sqrt{a + 2\sqrt{b}} を外すには、x+y=ax + y = a かつ xy=bxy = b となる xxyy を見つけます。
この問題では、a=9a = 9b=20b = 20 です。x+y=9x + y = 9xy=20xy = 20 となる xxyy を探します。x=5x=5y=4y=4 が条件を満たします。
したがって、
9+220=5+4=5+2\sqrt{9 + 2\sqrt{20}} = \sqrt{5} + \sqrt{4} = \sqrt{5} + 2
よって、221+222=5+4\sqrt{\boxed{22-1}} + \sqrt{\boxed{22-2}} = \sqrt{5} + \sqrt{4} ですから、22-1=5, 22-2=4となります。
(2) 748\sqrt{7 - \sqrt{48}} の簡略化
748=7212\sqrt{7 - \sqrt{48}} = \sqrt{7 - 2\sqrt{12}} と変形します。
同様に、x+y=ax + y = a かつ xy=bxy = b となる xxyy を見つけます。
この問題では、a=7a = 7b=12b = 12 です。x+y=7x + y = 7xy=12xy = 12 となる xxyy を探します。x=4x=4y=3y=3 が条件を満たします。
したがって、
7212=43=23\sqrt{7 - 2\sqrt{12}} = \sqrt{4} - \sqrt{3} = 2 - \sqrt{3}
よって、231232=43\sqrt{\boxed{23-1}} - \sqrt{\boxed{23-2}} = \sqrt{4} - \sqrt{3} ですから、23-1=4, 23-2=3となります。

3. 最終的な答え

(1) の解答:
22-1 = 5
22-2 = 4
(2) の解答:
23-1 = 4
23-2 = 3

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